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  • 【インタビュー】マリアーノ・ルビナッチ|イタリア服飾文化の種子
    2016.10.01 update

    【インタビュー】マリアーノ・ルビナッチ|イタリア服飾文化の種子

    ブリティッシュ・テーラリングへ敬意を払い、しかしそのままトレースすることなく、サルトリア・ナポレターナといういまやサヴィルロウと並び称されるスタイルを構築した<RUBINACCI/ルビナッチ>はさすがの大英帝国も素通りするわけにはいかなかった。 ロンドン万国博覧会の翌年、1852年にプロダクト・デザインの向上を目指し、ケンジントンで開館したヴィクトリア&アルバート博物館。その名のとおり英国王室のおしどり夫婦が礎を築いた博物館である。<ルビナッチ>はすこし前にテーラー・セクションで唯一、イタリアから

  • 【対談】島地勝彦×壱番館洋服店・渡辺新|男は隠れ家でスモーキングを誂える。
    2016.09.19 update

    【対談】島地勝彦×壱番館洋服店・渡辺新|男は隠れ家でスモーキングを誂える。

    「スランジバー!」。ゲール語で「健康と幸運を祈る」意の乾杯の声。バーマンをつとめる島地勝彦と、銀座壱番館洋服店の主・渡辺新がカウンターを挟んでグラスを合わせると、カランと氷が小さく音をたてた。 島地勝彦と壱番館洋服店・渡辺新 この日、渡辺は島地が註文したスモーキングジャケットの仮縫いにやってきたのだが、すぐに仕事に入らせないのは島地の流儀か。葉巻に火を点け、ゆっくりと燻らせると、しばし男同士の歓談である。これが今宵の酒の肴。シングルモルトの話、葉巻の話、本や音楽、旅の話、etc.。肴が一段落したころ、持参

  • 【インタビュー】長谷川裕也|靴磨き職人を子どもがなりたい職業に
    2016.09.18 update

    【インタビュー】長谷川裕也|靴磨き職人を子どもがなりたい職業に

    スーツに身を包み、カウンター越しに靴を磨くBrift H(ブリフトアッシュ)をオープンしたのは2008年のことだった。路上すれすれからはじまった長谷川裕也の夢が具現すると、追いつき追い越せで切磋琢磨する若手もあらわれた。いまの目標をたずねたら、「子どもがなりたい職業にあげてもらうこと」といった。 「Brift H(ブリフトアッシュ)」を主宰する靴磨き職人の長谷川裕也氏 ブリフトアッシュは日本一高い靴磨きの店です。1,500円からスタートして、2011年のリニューアルを期に2,400円、そしてこの5月には4

  • 【インタビュー】靴磨き職人・井上源太郎|まだ足りぬ、学び学びてあの世まで。
    2016.09.16 update

    【インタビュー】靴磨き職人・井上源太郎|まだ足りぬ、学び学びてあの世まで。

    誰もがみとめる日本最高峰の靴磨き職人、井上源太郎。通称、源さん。70歳を超えたいまもホテルオークラでその腕前を惜しみなく発揮し、多くの顧客を魅了している。ところが源さんは開口一番いうのだった。靴磨きは奥深いものじゃないよ、と。下町特有の照れの文化をたっぷりとご堪能あれ。1945年。ぼくは疎開先の茨城の防空壕で産声をあげた。神田にあった井上の呉服店は空襲で焼失して、おやじは戦後、商売を替えました。はじめて履いた革靴は高校の入学祝いでおやじに買ってもらったもの。お代は忘れもしない1280円。そのころは朝霞のキ

  • 【インタビュー】スイスの老舗<ZIMMERIL/ヅィメリ>CEOが語る「成功する男は良質なアンダーウエアを身につけている」
    2016.09.16 update

    【インタビュー】スイスの老舗<ZIMMERIL/ヅィメリ>CEOが語る「成功する男は良質なアンダーウエアを身につけている」

    一度その着心地の良さを味わってしまうと、誰もがたちまち"ZIMMERILIST"になってしまう――1871年にポーリン・ヅィメリにより設立されたスイスのアンダーウエアブランド<ZIMMERIL/ヅィメリ>の現CEOマルセル・ホスリー氏が来日。この秋のスペシャルなトピックスも含めてお話を伺いました。 ▶伊勢丹オンラインストアで<ヅィメリ>の関連商品を見る 世界で一番高級なアンダーウエアを提供するのがミッション――伊勢丹新宿店メンズ館の印象はいかがですか。来日は5回目になりますが、伊勢丹新宿店メンズ館には

  • 【インタビュー】<ALMOSTBLACK>中嶋峻太・川瀬正輝|2人の求道者が追求する、限りなく黒に近いネイビー
    2016.08.12 update

    【インタビュー】<ALMOSTBLACK>中嶋峻太・川瀬正輝|2人の求道者が追求する、限りなく黒に近いネイビー

    日本の伝統美を西洋的なデザインに落とし込むーー。このようなアプローチはもはや食傷気味だと思う方もいるかもしれない。だが、このようなミクスチャー精神・感覚を持ったデザイナーやプロダクトはいつだって我々を惹き付ける。その証左として、<オールモストブラック>というブランドを挙げることができる。昨年デビューしたばかりだが、瞬く間にその知名度を伸ばしているブランドだ。特に国内の”目利き”たち、セレクトショップのディレクターや、ファッションエディター、同業のデザイナーなどから熱い視線と期待を向けられている。

  • 【インタビュー】<ED ROBERT JUDSON>江崎 賢|相反するものが融け合って生まれる、新しくも懐かしいデザイン
    2016.08.11 update

    【インタビュー】<ED ROBERT JUDSON>江崎 賢|相反するものが融け合って生まれる、新しくも懐かしいデザイン

    エド・ロバート・ジャドソンとは自由なもの作りを提示する為に、生まれた架空の職人。それは、大量消費が中心の現代において、古き良き時代に少し夢を馳せる様な懐かしさを醸しながらも今までにない新しいアプローチとの融合で得られる不思議な世界観を演出する為の設定である。そんな、架空の職人が生み出すアイディアツールをコンセプトにデザイナーの江崎賢は立ち上げ時に、固定概念に縛られない、新しいものづくりを誓った。「2009年にブランドを立ち上げ、7年ほど経ちますが、基本的なもの作りへのアプローチは変わっていません。エド・ロ

  • 【インタビュー】古田泰子(<TOGA VIRILIS/トーガ ビリリース>デザイナー)|前衛と現実。その狭間に在る創造力
    2016.06.29 update

    【インタビュー】古田泰子(<TOGA VIRILIS/トーガ ビリリース>デザイナー)|前衛と現実。その狭間に在る創造力

    <TOGA/トーガ>のメンズライン、<TOGA VIRILIS/トーガ ビリリース>が10シーズン目を迎えた。古田泰子が手掛ける<TOGA/トーガ>を97年に設立以来10年以上もの月日をかけてメンズをスタートさせたことには疑問を禁じ得ない。自ら身に纏うことのない服には抵抗があったのだろうか。「頭のなかにある創造と、現実に着るという対極のすり合わせ作業をするレディスの行程と違い、現実に着られないメンズは“想像”でしかないという思いもあり、なかなかメンズを具体的に考えることがなかったん

  • 【インタビュー】菊川裕也(株式会社no new folk studio 代表取締役)|“光と音”がステップする未来の靴、スマートフットウエア「Orphe(オルフェ)」が日本初お披露目
    2016.06.20 update

    【インタビュー】菊川裕也(株式会社no new folk studio 代表取締役)|“光と音”がステップする未来の靴、スマートフットウエア「Orphe(オルフェ)」が日本初お披露目

    靴の中にコンピュータが入って、インターネットと繋がると何ができるのか――大学で音楽用インタフェースを研究していた菊川裕也さんがCEOでファウンダーの株式会社no new folk studioが手がけるスマートフットウエア「Orphe(オルフェ)」がついに完成。ユーザーの動きで光や音を制御する、パフォーマンスに特化した未来の靴が、6月22日(水)より、メンズ館1階=プロモーションで世界先行受注をスタートします。 靴が楽器になっていることに気づきましたスマートフットウエア「Orphe(オルフェ)」は、最新

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「ファッションを愉しむ」をテーマに、大人のメンズファッション企画を展開する三越伊勢丹の公式YouTubeチャンネル「GUIDE by ISETAN MITSUKOSHI」現在公開中の人気コンテンツ「大人の社会科見学」が記事で楽しめるようになりました。  

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