<J.M. WESTON >愛用者のリアルコーデ 「金子恵治さん×尾崎雄飛さん」ロシアンフィニッシュカーフをどう履く?|Meets your J.M. WESTON 2026
毎年この時期に開催される人気イベント、<J.M. WESTON/ジェイエムウエストン>のポップアップが、今年も伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージで開催されます。
前編では、「ロシアンカーフ」をイメージしてなめした「ロシアンフィニッシュカーフ」の魅力を、金子恵治さんと尾崎雄飛さんの対談で深掘りしました。後編となる本記事では、お二人が愛用している<ジェイエムウエストン>を取り入れた着こなしに加え、「ロシアンフィニッシュカーフ」と<SHAPERS PREMIUM/シェイパーズ プレミアム>とのコラボソックスを組み合わせたスタイリング提案をご紹介します。
【前編はこちら】
左:金子 恵治(かねこ けいじ)
セレクトショップ「EDIFICE/エディフィス」のバイヤーを務めたのち、<L’ECHOPPE/レショップ>を立ち上げた。そのほかにも多くのブランドやショップのディレクションを手がけ、2022年には「BOUTIQUE/ブティック」を青山にオープン。2025年には自身のブランド<FOUNDOUR/ファウンダ>をスタート。 Instagram@keijikaneko
右:尾崎 雄飛(おざき ゆうひ)
セレクトショップ「EDIFICE/エディフィス」でバイヤーとして活躍ののち、<フィルメランジェ>をスタート。その後独立し、<SUN/kakke(サンカッケー)>を設立。尾州の織物工場を引き継ぎ、「ウィーバー・サンカッケー」として事業継承を行うなど、日本の産地支援にも取り組む。 Instagram@yuhiozaki0411
ロシアンカーフをイメージした「ロシアンフィニッシュカーフ」とは?
本イベントの注目は、<ジェイエムウエストン>が「ロシアンカーフ」をイメージしてなめした「ロシアンフィニッシュカーフ」のモデル。昨年の反響を受け、今季はモデル数・カラー数ともに拡大して展開されるのでぜひチェック!
左上:「#180 シグニチャーローファー」ストームウェルト オールテランソール 198,000円
右上:「#641 ゴルフ」 ストームウェルト ダブルレザーソール 220,000円
*受注販売:お渡しは約10カ月後から
中でも注目したいのは、今年初めてラインナップに加わった「ダークブラウン」。さらに「#641 ゴルフ」では、ダブルソール&ストームウェルトによるタフな佇まいが際立つモデルも登場します。また「#180 シグニチャーローファー」には、ラバーの気軽さと端正な見え方を両立するオールテランソール搭載モデルも用意され、定番モデルのアレンジも注目のポイントです。
着こなしのアプローチは対照的<ジェイエムウエストン>「ロシアンフィニッシュカーフ」の取り入れ方
そんな「ロシアンフィニッシュカーフ」から一足をセレクトし、金子さんと尾崎さんにコーディネートを提案していただきました。さらに本イベントのもう一つのトピックである、日本のソックスメーカー・福助の着圧ソックスブランド<シェイパーズ プレミアム>と<ジェイエムウエストン>のコラボソックスも取り入れてスタイリング。
かつてエディフィスでバイヤーとして同じ時間を過ごしていたお二人ですが、着こなしのアプローチは対照的です。
「現代のジャーナリストの装いをイメージ」(金子さん)
金子さんがスタイリングに選んだのは、ダブルソール仕様の「#641 ゴルフ」。ボリュームがありタフに履ける一足を、50'sのアメリカンなムードを漂わせつつ、都会的にまとめています。
「『#641ゴルフ』自体が50年代の靴ということもあり、どこかその時代の雰囲気で合わせられるようにしています。“アイテムの年代合わせ”は、私自身スタイリングを考えるときによく使う手法なんです。
パンツは『#641ゴルフ』のボリュームに負けない一本として、当時のボーイスカウトパンツを。40〜50年代はものづくりのレベルが高く、ボーイスカウト用といえどもシルエットがきれいで、シンプルながら存在感があります。
トップスはGジャンをインナーに。Gジャンは当時の米国では“ブラウス”と呼ばれることもあって、そんな当時のGジャンをモチーフに薄手のデニムで作られたものをインナーにしています。
その上に羽織っているのは、“森のタキシード”とも呼ばれたワークウェアの定番、マッキーノクルーザー。こちらは<フィルソン>がテーラード仕様に再構成したもので、どこか都会的な雰囲気がするのが特徴です。ジャーナリストシューズとして人気となった『#641ゴルフ』のオリジンを生かし、現代のジャーナリストのような着こなしにまとめています」(金子さん)
「南仏の避暑地でのエレガンスな着こなしに」(尾崎さん)
一方、尾崎さんが選んだのは、新色ダークブラウンの「#180シグニチャーローファー」。リネンのクロージングを取り入れ、夏を感じさせる着こなしに仕上げています。
「イメージしたのは、南仏など避暑地での着こなし。欧州のカントリーシーンでサマーシーズンを過ごすようなスタイリングへまとめました。
主役となる麻のノーフォークジャケットは、1920年代頃のフランスのヴィンテージ。カントリーシーンでエレガンスを保ちながら着るのにぴったりな一着です。インナーは<ルテス>のスキッパースモックで軽快に。パンツはイタリアのヴィンテージで、ビスポークで仕立てられたリネンのトラウザースです。
ラバーソールの『#180シグニチャーローファー』は、軽快でありながらタフに履けるのでカントリーシーンにも合うのではないでしょうか。それに『ロシアンフィニッシュカーフ』はマットな質感で、このようなヴィンテージの服の着こなしとも相性が良いですね。カラーソックスの差し色もアクセントになっています」(尾崎さん)
愛用の一足から見る“マイウエストンスタイル”
さらにお二人には、愛用する私物の<ジェイエムウエストン>をお持ちいただき、ご自身の着こなしをスナップで撮影。ご自身のスタイリングのこだわりについて伺いました。
「ラギッドさとドレッシーさが共存する靴から着想を得てコーディネート」(金子さん)
金子さんが持ってきてくださったのは、フランス本国で手に入れたという外羽根のキャップトゥ。ドレッシーさと無骨さの両方を併せ持つ一足からヒントを得て、スタイリング全体もそのようなテイストでまとめられています。
「向こうの人って靴ずみを取らないで塗り重ねていく人が多いんです。この靴はもう靴ずみでステッチすら見えなくなっていますが、そんな前履いていた方の生活や気配を感じられるのも趣があって好きなんです。
足元だけはヴィンテージですが、そのほかの服は新しいものでまとめて清潔感が損なわれすぎないようにしています」(金子さん)
「パンツは<ブラックバード>というブランドでリネン素材の一本を。インナーには<アンダーソン&シェパーズ>のコットンニットを入れて、麻や綿の素材感で春らしさを取り入れています。アウターは<リパーパス>のジャケットを。靴がドレス感もあるけれど、ラギッドな雰囲気のある一足なので、それに合わせた着こなしに。ワークジャケットなど羽織ながら、ブラックのカラーでどこかドレッシーさも感じられるような着こなしにまとめています」(金子さん)
「春を感させる“フレンチハンティング”に」(尾崎さん)
尾崎さんの一足は、5年ほど前にオーダーで誂えたという「ハントダービー」。オリーブカラーのカーフのシボ革という個性的なモデルを、ヴィンテージクロージングによる独自の世界観で着こなします。
「私の手持ちの服が、グリーンカラーの靴と相性が良いものが多くて。この靴もそれが理由でオーダーしたものです。『ハントダービー』の靴はずっと欲しかったのですが、それをあえて柔らかい革にしたらどうなるのかなと思って作ってみたんです。だから履き口もあえてスエードにしてみたり、かなり実験的ですが気に入っている一足です」(尾崎さん)
「この個性的なジャケットとベストは、フランスのヴィンテージのハンティングジャケットで、おそらくビスポークで仕立てられたものだと思います。『ハントダービー』の足元に合わせて、フレンチハンティングなスタイルをイメージして着こなしの主役に据えました。パンツは<アンブロージ ナポリ>のパンツでドレッシーに合わせています」(尾崎さん)
「ロシアンフィニッシュカーフ」の受注販売モデルはもちろん、「ウエストン・ヴィンテージ」やスタイリングの幅を広げる<シェイパーズ プレミアム>とのコラボソックスまで、多彩なトピックが揃うのが今回のイベントの見どころです。革のマットな表情やソールの見え方、そして履き心地は、店頭で実物を目にするといっそう魅力が伝わるはず。二人のスタイリングを参考にしながら、気になるモデルやカラーはぜひ会場でチェックしてみてください。唯一無二の“マイウエストン”にきっと出会えるはずです。
- 開催期間:4
- 開催場所:伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージ
期間中、メンズ館1階 ザ・ステージにて、「ロシアンフィニッシュカーフ」を使用したモデルをご注文いただいた先着100名さまに、<ジェイエムウエストン>オリジナルトートバッグを差しあげます。
*ISETAN MITSUKOSHI LUXURYでご購入いただいたお客さまは対象外とさせていただきます。
*「ウエストン・ヴィンテージ」および通常モデルのご購入は対象外とさせていただきます。
制作:STUDIO ALTA
Text:Shinji Hashimoto
Photograph:Tatsuya Ozawa(Studio Mug)
*価格はすべて、税込です。
*本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
お問い合わせ
伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階 紳士靴
