2018.09.22 update

狙うべきは「3万円台」、今買うべき優秀ビジネスシューズはこれだ!(1/5)

2018年5月に公開した『ビジネスシューズは、「19,000円」戦国時代に突入!最強のコスパ靴はどれだ!?』では、伊勢丹メンズのものづくりへの取り組みにフォーカスし、「革靴のエントリーブランド」としての履き心地の良さや確かさをお伝えしてきたが、今回は一格上の「3万円台(税抜)のビジネスシューズ」をピックアップ。紳士靴担当バイヤーの福田隆史や『イセタンメンズネット』編集長の田代径大をはじめ、"恒例メンバー"となった4人が3万円台(税抜)で買える本格靴の価値を語り尽くす。





 
左から、イセタンメンズネット』編集長の田代、紳士靴担当バイヤーの福田、同セールスマネージャーの田畑、同アシスタントバイヤーの宮下
 

3万円台のビジネスシューズは、ココが違う!


「19,000円と3万円台では何が違うのか」。

この価格差から生まれる靴の大きな違いは、19,000円の靴にはなかったグッドイヤーウェルト製法による仕立てが一つだ。3万円台になると「製法」や「素材」にブランドの個性が表れてきて、さらに、革のクオリティや仕上げ(フィニッシング)など「見栄え」にもこだわりを感じる。バイヤーの福田は、それらの要素に加えて、「靴の一体感」はこの価格帯ならではの強みで、それがトータルバランスと美しい仕上がりをもたらすともいう。


購入の際の一つの目安にしたいのは、19,000円の靴は例えるなら、「買ったときがベストで、実用的にガシガシ履ける靴」であり、3万円台の靴は、「買ったときはベストではないが、時間をかけて自分の足型なりに育ててベストにしていく靴」だということ。「長期間、しっかり履こう」と思うなら3万円台の靴がオススメだ。

本企画では、<REGAL/リーガル>、<REBLOS/レブロス>、<Otsuka since 1872/オーツカシンス 1872>、<JALAN SRIWIJAYA/ジャラン スリウァヤ>のタイプの異なる4ブランドを選んだ。いずれの靴もロングセラーを誇る定番で、3万円台(税抜)で買える精鋭ビジネスシューズだ。


グッドイヤーウェルト製法の“見えない部分”に注目

 

宮下 グッドイヤーウェルト製法の靴の良さは、履いていくうちに中底が沈んでくれて、足のポジションが"スッ"と決まるところですね。そうすると履き心地が良いので、「長持ちするようにケアをしよう」と思うようになります。
田代 私は、沈むというより足の立体感に添って中底が変化すると捉えています。
田畑 中底がカタチを変えてくれるので、私は「グッドイヤーはコンフォート靴」だと思っています。履けば履くほど足型に馴染んできて足を守ってくれて、アスファルトの突き上げも少なく感じるので、外を長時間歩く方には、足への負担を減らす意味でもグッドイヤーウェルト製法の靴をオススメしています。


福田 グッドイヤーウェルト製法の靴は、中底の革の質が履き心地に影響すると思っています。靴を「上・中・下」と考えると、19,000円の靴は上と下で勝負する靴ですが、3万円台は中底を加えて、三位一体の「中」でも勝負ができる。そこが履き心地の良さに直結します。
田代 なるほど。19,000円の靴は「見た目勝負」だが、3万円台は「中」に秘密が詰まっているわけですね。
田畑 グッドイヤーウェルト製法の靴の中は各メーカーによって板状コルクや練りコルク、スポンジなどどこも企業秘密で履き心地を競っています。
田代 なかなか注目されませんが、靴の見えない部分で勝っているわけですね。

4人が薦める「3万円台」で買える最強靴とは如何に。

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