2016.03.23 update

【特集】柴田信友バイヤーが語る「バラクータ G9」という傑作アウター

「自分が20代のころは、正直、バラクータG9(ジーナイン)はオヤジのイメージが強かったんですが(笑)、自分が歳を取って初めて必要だなと強く思いました」というのは、メンズ館7階=オーセンティックカジュアル担当のバイヤー柴田信友、39歳。「僕の歳でやっとちょっとわかった気がしました」という男が着るべき定番品、今回取り上げるのは、メンズ館7階を代表するシンボリックなアイテム<バラクータ>の名作アウター「G9」。

メンズ館7階には、後世に伝えていきたい、残していきたい、世界の逸品というべき「語れるアイテム」がたくさんあるが上掲の「G9」もその一つ。洋服の基礎を体感したうえで、足し算のように買えるのがトラッドの魅力で、トラッドの服の楽しさは、変化の少ないなかで、今の気分や自分を表現し、伝えられるのが魅力だ。



メンズ館7階=オーセンティックカジュアル担当の柴田バイヤー


バラクータG9の本当の魅力がわかるとき


最近、部下によく「男が持つべき10エッセンシャルアイテム」という話をします。紺のブレザー、白のオックスフォードのボタンダウンシャツ、ベージュのコットンツイードのチノパン、501など、まず“10アイテム”を揃えて、それにその時々に感じるものを足していくと、10年後にはとても良いワードローブが作れるよと。スポーツブルゾンの<バラクータ>のG9も、それらを着こなして初めて良さがわかると思います。

<バラクータ>G9はもともと英国のレインウエアですが、和製英語のスウィングトップをはじめ、ゴルフジャケット、ハリントンジャケット、ドリズラーなどさまざまな呼び方があって、それだけ親しまれているアイテムです。50代、60代の方には、スティーブ・マックイーンや高倉健さんが着ている印象が強いと思います。硬派な男のイメージですね。


背面のアンブレラヨークはG9の特徴的なディテールの一つ。

自分も40歳前になって初めて気がついたのですが、こういうブルゾンは肩に肉がのってきて、みぞおちが痩せてくるような加齢による身体の変化にフィットする瞬間があります。防風のためのアンブレラヨークなど機能のためのディテールがデザインとして昇華されて、若い世代からも注目されているアイテムですが、似合うのはオヤジになってからですね。


スリムなシルエットによってグッと着こなしやすさがアップ。鮮やかなフレーザー・タータンチェックの裏地もポイント。


シャープに着こなせるようになった「G9」

メンズ館7階=オーセンティックカジュアルを改めて紹介すると、私たちは元になる「ヴィンテージ」を今の時代にリファイン・アジャストして、その中からより本物の価値をもつ「ニュークラシック」が未来に残っていき、100年後には「タイムレス」なヴィンテージになっているというサイクルのモノを多く取り揃えています。

現在取り扱っているG9は、身幅と袖回りをタイトなサイジングにした「スリムフィット」です。昔のG9を知っている、着たことがある方には「細い」のですが、モダン&シャープに着こなせるアイテムになっています。また、昔のゆったりしたフィッティングを再現した「オリジナル G9」も現在展開中。さらに今秋には、スーツ生地で有名な英国・フォックスブラザーズのウェイトの厚いコットンドリル生地の“フォックスコットン”を使ったメイド・イン・イングランドも登場する予定ですので、ご期待ください。


スタンド衿に釦をあしらったドッグイヤー、サイドに付くフラップ付きのハンドウォーマーポケット、防風性を高めるための袖リブや裾リブもデザインのアクセントに。

多彩な着こなしが楽しめるポイントは?


G9というと、「フロントジップを全部上げて、襟を立てて、首元にスカーフを巻いて、白パンにスエードスリッポン」のような着こなしがすぐ連想できますが、実はもっと着こなしのバリエーションが楽しめます。
そのポイントは「ダブルジップ」。加齢によって肩が張って、ウエストのリブがお腹に乗って、ジップを上下で開けると、ちょうど“Xフォルム”になって、ジャケットの中一つ掛けのような感覚で着こなせます。G9の中のカラーもアクセントになって、コーディネートがより楽しくなります。

<バラクータ>
「G9」49,680円
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■メンズ館7階=オーセンティックカジュアル

G9がまた注目されている背景には、年代を問わず十人十色で着こなせて、通年着られるユーティリティ性があり、なおかつお仕着せではない普遍性とコーディネート性を感じさせるところに多くの男性が惹かれているのだと思います。また、色ではトラッドというとネイビー一辺倒なイメージがありますが、メンズ館7階ではベージュ、サンド、モスグリーンのアーシーなカラーも売れています。

今、自分の中では、「やれおやじ=やれたオヤジがカッコイイ」というマイブームがあるんですが、G9は、力は入れていないけど凛とした佇まいがあって、ギラギラしていない生き様がカッコイイ男に似合う代表選手です。


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*価格はすべて、税込みです。

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