2018.12.30 update

2018年を3大キーワードで総括！ビジネスクロージング編｜ビジネスシーンの変化が男の装いを「コンフォート/本物志向」へと加速させた（2/4）

【KEYWORD①：クラシック】

フィット感やディテールがより本物へ深化する

5階＝ビジネスクロージングでは、より良いものを、より匂いがあるものを求めるお客さまが増え、今シーズンは手の込んだ作りの物が脚光を浴びました。代表するブランドは＜デペトリロ＞です。お求めやすい価格帯ながら、着用感に関わる部分にハンドメイドの工程も使用しています。
柔らかい芯地も使用しているので襟のロールも非常にきれいです。
また、英国調の素材感も多くラインナップしていたのでそのあたりも好評だった要因です。

＜デペトリロ＞伊勢丹メンズ館別注モデル「マレキアーロ」
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＜デペトリロ＞の伊勢丹メンズ館別注モデル「マレキアーロ」は、低めのゴージラインのワイドラペルで、袖付け部分が盛り上がっている袖高仕様という構築的なシルエットに、フラップなし玉縁ポケットというクラシックディテールを盛り込んだもので、より本物の匂いを求めるお客さまから高い評価を得ました。

また、オーダー会で「チェンジポケット」が人気だったり、柄では「大柄のハンドトゥース」や「グレンチェック」などの英国柄が、色では「ブラウン」が浸透するなど、クラシックマインドのトレンドをしっかりキャッチアップされているのを感じました。

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さらに、5階では＜ルカグラシア＞、4階では＜チェザレアットリーニ＞や＜オラッツィオルチアーノ＞など、サルトリアの本物の作りを味わえるオーダー会も盛況で、ジャケットのダブルステッチやチェンジポケット、パンツのベルトレス、サイド尾錠などクラシックな仕様が当たり前になってきています。オーダー会では、作り手とのコミュニケーションを楽しむお客さまも増えて、春夏は「本物を伝える」機会をより増やしていく予定です。

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