2018.01.19 update

見どころは、より“エレガンテ”に進化する男服──「ピッティ・イマージネ・ウォモ」の春夏最旬トレンドをバイヤー山浦が解説(1/4)

昨年6月にフィレンツェで開催され、約1200にも上るブランドが参加、3万人以上の来場者を記録した第92回PITTI IMMAGINE UOMO(ピッティ・イマジネ・ウオモ)が新宿3丁目にやってくる!――2018年春夏シーズンの開幕を告げる「ピッティ・イマージネ・ウオモ@イセタンメンズ」(以下ピッティ)が1月24日(水)より伊勢丹新宿店メンズ館で開催。今回、メインストリームとなるメンズ館5階=ビジネス クロージングを担当バイヤーの山浦がナビゲート。イセタンメンズでは10回目となるメンズファッションの祭典の見どころを解説する。


春夏のテーマは、「サルトリアル×ファンクション」

 

新しい春夏シーズンは、昨秋冬から続く“クラシック回帰”がさらに深化。よりクラシックなディテイルに機能的な素材を掛け合わせたアイテムや、チャレンジしがいのある色や柄が復活。意外性のあるカラーコーディネートが新鮮に映える。


クラシックな装いに欠かせないダブルブレストやピークドラペル1ボタンのスーツやジャケットに、ピンクやマルチカラーストライプのシャツを大胆に合わせたり、サファリジャケットやレザーブルゾンなど無骨なイメージのあるアウターをタイドアップしてエレガントに装うなど、季節感を楽しむ前向きな気持ちで、きれいに着こなすことが大きなポイントに。

また、カジュアルでは、クラシックな印象のあるオープンカラーシャツやニットポロが登場。ドレスアイテムとのミックスで、自由な着こなしを謳歌する“インナー改革”に注目が集まる。

 

①「カラー」で見るピッティトレンド

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