2020.03.31 update

【特集】いま大人の男が求める筆頭アウターは、<Barbour/バブアー>の「ビデイル」だ

<バブアー>のワックスクロスジャケットは、ついつい着たくなる、定番ならではのエターナルな魅力に溢れている。着こなしを選ばずオンオフ使えるちょうどいい着丈やデザイン、英国のロイヤルワラントブランドながら4万円台で買えるコストパフォーマンスや、メンテナンス次第で一生付き合える耐久性。そして、男心をくすぐる歴史的背景など人によって感じる魅力もさまざまだ。

今回は、同ブランドを代表するモデル「ビデイル」にフォーカス。いま大人の男性に求められている理由を
伊勢丹メンズ館バイヤーに聞いた。


  1. 気づいたらそばにある、男のマスターピース
  2. "自分色"に染まるワックスクロスの魅力
  3. 素材・カラーが選べる新世代の「ビデイル」


気づいたらそばにある、男のマスターピース



井波 亮
メンズ館7階=メンズオーセンティック
バイヤー

私が学生のとき、<バブアー>は、まだまだ“おっさん服”のイメージが強くて敬遠していたんです。しかし、時は流れ、ヴィンテージを着るようになって、古着の持つ魅力を知れば知るほどに、「ヴィンテージはデニムだけじゃないんだ」と気づかされたのが<バブアー>でした。

英国・ロンドンに出張中、現地のおじさんたちが、雨が降る中、傘もささずにワックスクロスのジャケットを着ているのを見て、「あ、そういうことなのか」と気づかされたことが特に印象的でしたね。父から子へ、子から孫へとメンテナンスを繰り返し、ぼろぼろになる寸前まで着ているのを実際に見て、良いモノを長く着ることの本当の意味を知ったような気がします。

100年以上生き延びている<バブアー>の名品

<バブアー>は1894年にイングランド北東部のサウスシールズで創業した元々は生地屋ですが、悪天候の下で働く水夫や港湾労働者が着る防寒着を作るためのクロスを生み出し、それを仕立てると英国軍の防水服として採用されるなど、実用性と機能性(耐久性)を兼ね備えたアイテムを作り続けてきました。

<バブアー>といえばワックスジャケットが有名ですが、1936年に発表した、スティーブ・マックイーンも愛用していたモーターサイクル仕様のライダースジャケット「インターナショナル」や、80年に生まれた乗馬用の「ビデイル」、83年発表のハンティング用の「ビューフォート」など、アウトドアを好む英国上流階級の男たちのためのアウターを次々に登場させています。


今から10~20年ぐらい前の一般認識では、<バブアー>=ワックスクロスで、“重たい、臭い、暗い(笑)”イメージでしたが、それを一変させたのが「ビデイル」のモダンフィットの「ビデイルSL」でした。私の記憶では最初、日本300着限定で発売されていたと思いますが…。

「ビデイルSL」はラグランスリーブのオーセンティックなデザインに、従来モデルにはない洗練された細身のシルエットがたちまち人気となり、グローバルなモデルに発展。上品に着られるファッションアイテムとして進化を遂げています。

<バブアー>のイメージをガラッと変えたのは、「ビデイルSL」を支持した日本人の美意識といってもいいのではないでしょうか。


  • <バブアー>
    「ビデイルSL」53,900円

スマートに着られる「ビデイルSL」は、“スーツの上に着るアウター”として大きな変化をもたらしました。クラシックな選択ではチェスターフィールドコートが代表的なアウターですが、フィールジャケットがスーツの上に着られるようになったのは<バブアー>の功績が大きいです。スーツの上に着られるのはもちろん、どんなボトムスとも合わせられる汎用性も高く、前からクローゼットにあったかのように着こなせる。気づいたら自分のそばにある傑作アウターなんですよね。

また、私たちが大好きな“長年にわたる真摯なものづくりとこだわり、高品質”が認められて、英国王室御用達(ロイヤル・ワラント)をエディンバラ公、エリザベス女王、チャールズ皇太子から授与されるという「3ワラントホルダー」というのもブランドを語る上で見逃せません。


"自分色"に染まるワックスクロスの魅力


 
 
(左)襟元のスロートフラップや、袖口のインナーリブ仕様など、冷たい風から身を守るディテール。(右)袖付けはラグランスリーブなので、腕の可動域が広く楽に動かせます。

ワックスクロスはさまざまな改良を受けて、“軽く、臭くなく、丈夫”な生地になってきていますが、革靴の手入れのように、きちんとメンテナンスすれば、こんなに長く着られるものはありません。私たちはジーンズのエイジングは当たり前のように受け入れていますが、<バブアー>のワックスクロスも着用したらブラシをかけるなどの手入れが必要で、それを求めてくる服でもあります。

長く使うためには長く使えるクオリティがないと、付き合いも始まりませんが、<バブアー>は、工業規格に則ったベストクオリティ、デザインとのグッドバランス、本物のインポートという3つのバランスを見事に成立させています。メンテナンスした分だけ、あなただけの<バブアー>に育ってくれるはずです。


素材・カラーが選べる新世代の「ビデイル」


  • <バブアー>
    「ビデイルSL」46,200円

ここまで数々のワックスクロスの魅力について触れてきましたが、実は型はそのままに春夏シーズンのアウターとして着用できるピーチスキンの「ビデイルSL」などもラインナップされています。この素材、スプリングアウターとして、丁度良い軽さと素材感であることはもちろんですが、<バブアー>の持つ、クラシックで重厚な雰囲気をうまく取り除いてくれています。

モダンなパンツや、カットソーなどクリーンでナチュラルなスタイルとも相性が良く、”ドレスダウン”ならぬ、”クラシックダウン”して着こなせる1着になっています。合わせるコーディネートに応じて、全く違った表情に映るのも<バブアー>の魅力の一つですね。

Photo&Text:ISETAN MEN‘S net

*価格はすべて、税込です。
*組織、役割に関する記載は、2020年3月現在の情報です。

お問い合わせ
メンズ館7階=メンズオーセンティック
03-3352-1111(大代表)