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  • 【インタビュー】アレックス・クック |<HENRY POOLE/ヘンリープール>、老舗の漸進
    2015.12.04 update

    【インタビュー】アレックス・クック |<HENRY POOLE/ヘンリープール>、老舗の漸進

    まさに満を持して、という形容がぴったりの2日間だった。再上陸を果たしたサヴィル・ロウ最古のテーラー、ヘンリー プールのトランクショーを訪れるカスタマーは途切れることがなかった。にもかかわらず、すべてのカスタマーを見送り、インタビューの席に現れたシニアカッターのアレックス・クックはいささかも疲れたそぶりをみせず、ジェントルマンな立ち居振る舞いを終始まもった。「ヘンリー プールのモノづくりは1806年の創業以来、変わっていません。地下の縫製のフロアでは職人が古く、重いアイロンを駆使してあの構築的なシルエットを

  • 【インタビュー】<HIDEAKI SATO>佐藤 英明|日伊のつくり手を結んだ家族愛
    2015.09.25 update

    【インタビュー】<HIDEAKI SATO>佐藤 英明|日伊のつくり手を結んだ家族愛

    ランチタイムはとっくに終わっているのにおおくの客が楽しそうに食事をしている。イタリア語も飛び交うホールにオーナーのエリオ・オルサーラが現れると、がぜん華やいだ。エリオはペコラ銀座の佐藤英明をみとめて親しげな挨拶を交わした。10年以上の付き合いになるというふたりのあいだに漂う空気は、まるで家族のそれだった。 左/川野浩輝 大賀、中:エリオ・オルサーラ エリオ ロカンダ店主、右/佐藤英明 ペコラ銀座店主 お互いのモノづくりを心から尊敬しあうエリオ ボンジョールノォ。お待たせしました。川野 お忙しいところ、あり

  • <TOM FORD/トム フォード>|メイド・トゥ・メジャー開催、唯一無二の大胆なエッセンスが魅力
    2015.09.13 update

    <TOM FORD/トム フォード>|メイド・トゥ・メジャー開催、唯一無二の大胆なエッセンスが魅力

    2015.09.14 - 2015.09.27

    2005年4月、トム・フォード氏によって創設された<トム フォード>。現在アイウエア、ビューティ、ウィメンズコレクションにいたる幅広いカテゴリーを展開するビッグメゾン。デザイナー トム・フォード氏はその肩書きにはまることなく、フィルムプロダクション会社 FADE TO BLACK を設立し、映画監督をこなすなど多岐に渡る活躍をしています。今回メンズ館3階<トム フォード>では本格的なテーラードスーツに同ブランドらしい大胆なエッセンスを融合させ、唯一無二のメンズスタイルのメイド・トゥ・メジャーを開催します。

  • <Sartoria Ypsilon/サルトリア イプシロン>船橋幸彦|希代のテーラーとパトロンの幸福な関係
    2015.09.12 update

    <Sartoria Ypsilon/サルトリア イプシロン>船橋幸彦|希代のテーラーとパトロンの幸福な関係

    その街を振り返るときに欠かせない会員制の社交クラブ、日本橋倶楽部。これまでの歴史がじわりと伝わってくる重厚な空間で軽妙なトークを繰り広げたのは船橋幸彦と日本有数の経営者、米濱和英。30年来の付き合いになるというふたりのあいだにはかつての芸術家とパトロンのような、幸福な関係があった。 左から、大賀・内野邦亮、<サルトリア イプシロン>店主・船橋幸彦、<リンガーハット>代表取締役会長兼CEO 米濱和英 女房もみとめたラインの美しさ、そして軽やかさ内野 おふたりのお付き合いのきっかけを教えていただけま

  • 【インタビュー】<TAILOR&CUTTER/テーラー&カッター>有田 一成|近しいメンタリティに知らず引き寄せられた
    2015.09.03 update

    【インタビュー】<TAILOR&CUTTER/テーラー&カッター>有田 一成|近しいメンタリティに知らず引き寄せられた

    有田一成は海がそばにある街で犬とともに暮らしたくて茅ヶ崎に居を定めた。江の電に乗って向かった先は京割烹の名店との呼び声も高い一平。オンワード樫山の工藤直矢が進行する対談であきらかになったのは、まだ通いはじめた店ながら、店主の武村一平は有田とひじょうに近しい感覚をもっているということだった。 左から<テーラー&カッター>店主 有田一成 、<一平>店主 武村一平 、<オンワード樫山>工藤直矢  奥さんがみつけた京の伝統工藤 一平さんには通い詰めているんですか。有田 これから馴染みになりたいと思って

  • 【インタビュー】<MIGLIORE/ミリオーレ>岡本 良夫|愛してやまない、イタ飯の店で
    2015.08.23 update

    【インタビュー】<MIGLIORE/ミリオーレ>岡本 良夫|愛してやまない、イタ飯の店で

    岡本良夫が対談場所に指定したのはトラットリア・ピッツェリア・バール・サルヴァトーレ。骨の髄までイタリアンな岡本が手放しで褒めちぎる、中目黒にある名店である。店長の江頭辰夫とオンワード樫山の茂木洋とともにワインを口のなかで転がしつつ、座談会ははじまった。 左から、トラットリア・ピッツェリア・バール・サルヴァトーレ店長 江頭辰夫、オンワード樫山 茂木洋、スティービー店主 岡本良夫 365日イタリアン茂木 ぼくも何度も連れてきてもらっているサルヴァトーレ。今日はこちらで店長の江頭さんとともに

  • 【インタビュー】<LID TAILOR>根本 修|修業時代をともに乗り越えた戦友
    2015.08.11 update

    【インタビュー】<LID TAILOR>根本 修|修業時代をともに乗り越えた戦友

    当連載第一回を飾るのはリッドテーラーの根本修。根本が対談相手に選んだのは、20代の苦楽をともにしたユニオンワークスの櫻井博喜だ。ユニオンワークスといえば従来の靴修理のイメージを小気味よいほど裏切り、若者が憧れる職業に押し上げた立役者であり、櫻井はその右腕である。ビジネスクロージングの羽鳥幸彦が司会を務める。 左/根本修 <リッドテーラー>店主、中/櫻井博喜 <ユニオンワークス>工場長、右/羽鳥幸彦 メイド トゥ メジャー スタイリスト 20代は手を動かしてなんぼ羽鳥 おふたりは20年来のお付き合

  • MADE TO MEASURE |世界を席巻する、イタリア、ビエラの名門ミル “VITALE BARBERIS CANONICO” SPECIAL ISSUE を開催
    2015.05.24 update

    MADE TO MEASURE |世界を席巻する、イタリア、ビエラの名門ミル “VITALE BARBERIS CANONICO” SPECIAL ISSUE を開催

    2015.05.27

    イタリア・ビエラ地方に紡績工場を構え、350年を超える歴史を持つ<ヴィターレ・バルベリス・カノニコ>社。オーストラリアから羊毛を直輸入し、糸の紡績から生地までを生産する有数の一貫紡として世界的に知られています。自社工場で紡績された74番、56番、18マイクロン以下の紡毛フラノを中心に、色柄を集約することで、高いコストパフォーマンスを実現し、90年代のクラシコイタリアの隆盛を支えてきました。今回ご紹介する春夏素材は、ビエラ地方でも限られた一貫紡だけが製造可能なモヘアウール生地、撚り回転数1,200回転の強

  • <アルフレッド ダンヒル> | SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)オフィシャルスーツが4 月27 日に発売
    2015.04.24 update

    <アルフレッド ダンヒル> | SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)オフィシャルスーツが4 月27 日に発売

    2015.04.27

    2015年、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督のもと、新たに勝利への道を歩み始めたSAMURAI BLUE(サッカー日本代表)。選手が身に纏うのは、<アルフレッド ダンヒル>のカスタム オーダー プログラムで仕立てられた特別な一着です。<アルフレッド ダンヒル>は2000 年から、SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)が大切な場面に挑むスーツを作り続けてきました。フィジカル、テクニカル、タクティカル、メンタルとあらゆる角度においてより高いレベルを目指し厳しいトレーニングを積むSAMURAI BLUE(サ

FEATURE

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2024.05.15 update

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2024.05.15 update

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伊勢丹新宿店メンズ館では、マニアックな知識をもつファッショニスタから、ハイセンスなウェルドレッサーまで、さまざまなスタイリストがお客さまをお迎えします。 今回、ご紹介するのはシニアカテゴリースペシャリストの那須一輝さん。2005年に入社後、メンズクリエーターズやビジネスウェアのフロアを経て、紳士靴販売を10年間担当し、今春より現職に就きました。 紳士靴の豊富な知識で目利きのお客さまに提案を続けてきた那須さんですが、その探究心は仕事だけにとどまらないようで……。那須さんは子どもの頃からの釣り好きで

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2024.05.17 update

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結婚式の案内状に「平服でご来席ください」と書かれていたら、男性はどんな服装で行けばいいのだろう。 「平服」という言葉の意味は「普段着」ですが、結婚式や式典、同窓会などの招待状に書かれた「平服」とはスーツを指します。 しかし、会社に着ていくスーツでよいのか、少しドレスアップするとしたら、あるいはカジュアルダウンするとしたら、どこまでが許容範囲となるのかを迷う方も多くいるでしょう。また、法事やお別れ会などの場合の平服はどういった服装なのかも気になるはず。 これらの疑問に伊勢丹新宿店メンズ館カテゴリース