2019.07.03 update

【特集】ブームの火付け役「BOTANIZE(ボタナイズ)」横町 健が語る、塊根植物の魅力と楽しみ方。(1/2)

イベント情報

「ボタナイズ」ポップアップストア

□7月10日(水)~23日(火)
□メンズ館6階=メンズコンテンポラリー
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コーデックスと呼ばれる塊根植物が盛り上がっている。元は中東やアフリカに生息する植物で、美しい花や葉が彩る一般的な観葉植物とは違い、無骨な幹や太い根を持ったユニークなフォルムが特徴だ。

ファッションやカルチャー感度の高い層を中心にブームになっており、その火付け役となったエキゾチックプランツショップ「BOTANIZE(ボタナイズ)」が伊勢丹新宿店に期間限定で出店。メンズ館6階=メンズコンテンポラリーにて、7月10日(水)から23日(火)までポップアップショップが登場する。同店では、様々な塊根植物はもちろんのこと、今回初のお披露目となるTシャツや<VANS/ヴァンズ>とのコラボスニーカーも登場予定。塊根植物の現在におけるブームの高まりや、その魅力、ポップアップの内容について、オーナーの横町健さんに話を伺った。

 

横町 健
anea design 代表
よこまち けん●1973年生まれ、東京都出身。2008年に店舗などの内装デザインを手掛ける「アネアデザイン」を設立し、自身がディレクションするカフェ「アネアカフェ」を都内4カ所で運営。その後、大の植物好きが高じて2016年に塊根植物を中心としたエキゾチックプランツショップ「ボタナイズ」を代官山にオープン。2019年1月には、港区白金に「ボタナイズ」と「アネアカフェ」を複合した店舗を新たに立ち上げた。

 

ひとつひとつに個性があって、育てがいがある


──知る人ぞ知るとまではいかないですが、目に触れる機会もまだまだ多くない珍しい植物だと思います。横町さんがコーデックスにハマるきっかけはなんだったんでしょうか。


実は、幼い頃から植物に触れる機会が多かったんです。というのも父の影響で、本業はエンジニアだったのですが、盆栽が趣味で、週末は盆栽の講師のような活動も行なっていました。そこで僕も自然と興味を持ち始めました。特に惹かれたのはサボテンで、おこずかいを貯めては園芸店に行き、サボテンを集めるという日々でしたね。



中学、高校と上がるにつれて、他のことにも興味が出始めて、植物への熱は冷めるのですが、2012年くらいですかね、友人にコーデックスをひとつ譲ってもらったんです。そこからまた幼い頃の熱がガーッと蘇ってきて。日本中の園芸店からコーデックスを集めました。それをインスタグラムにアップするうちに、「これ譲ってもらえませんか」とオーダーをいただくようになって、本格的に今のお店「ボタナイズ」を始めることになったんです。

当初はオンラインショップだけだったんですが、ひとつひとつ表情が違う”生き物”を、直接手に取って見ていただきたいなと思い、2016年に代官山、2017年に白金に実店舗を構えました。

 

──コーデックスの魅力は、独特なフォルムにあると思いますが、横町さん自身はどこに魅力を感じますか。

 

コーデックスの多くが、成長がかなり遅く、一年で数ミリしか伸びないものもあります。初めてコーデックスに触れる方は小さいなと思われるかもしれませんが、結構な年月を経てその形になっているんです。加えて、同じものがまたとないということも魅力の一つです。ひとつひとつ個性があって、それぞれに愛着が湧く。同種であっても同じ形は複製できないというのは、希少性にも繋がります。



今は新しい品種への需要も高まってますね。人気の品種はひと通り集めたという方は、交配させた珍しいものを求める方も増えています。「ボタナイズ」の白金店でも温室を設けて、新しい品種開発に取り組んでいます。

 

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