2014.05.16 update

Q、革の種類ってどんなものがありますか?取扱いや手入れ方法ってありますか?

A.さまざまな動物の革がありますが、お手入れ方法は基本的に一緒です。

回答者:メンズ館 古賀
お手入れするときは乾いた柔らかい布で乾拭きをしてください。
もしツヤ出しクリームや汚れ落としなどを使用する場合は、シミを防ぐためにも目立たないところで試してから使用してください。
革の特性と雨や摩擦によって色落ちすることがありますので、濡れないよう気を付けましょう。
水に濡れた場合はすぐに拭きとって風通しの良いところで陰干しをして乾燥させてください。その際ドライヤーなどは使用しないでください。革は熱に弱く風合いを損ねてしまいます。

革の種類と特徴


山羊革(写真左上)
柔らかくきめ細かい繊維のため肌触りが良いのが特徴です。その分牛革に比べると少々強度は落ちます。

鹿革(写真右上)
湿気水分を吸収し、通気性があります。むれにくく臭いを防ぐ機能をもちます。水に強い特性を持ちますが、少々傷つきやすいデメリットもあります。

馬革(写真左下)
革小物では特に馬のお尻部分の革(コードバン)がよく使用されます。牛革の数倍の強度と精密な繊維構造を持っていて、磨けば磨くほど独特な美しい光沢がでます。

牛革(写真右下)
強度、供給量、美しさもある牛側は皮革製品の代表的な革として使用されています。牛の年齢や性別によって更に分類されます。表面を加工することにより牛以外の革に見立てることもできます。
革は長く使えば使うほど、味が出る素材です。
大切に扱って革を楽しみましょう!

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