【特集】ベーシックな見た目と随所に宿るこだわり! 愛用したいオーセンティックスーツ4選|THE GENTLEMEN CLOTHING&ACCESSORY SPRING&SUMMER 2026
オーセンティック、それは“本物”という意味。それを支えるのは、熟練のクラフツマンシップによって築き上げられたクオリティ。そして一見ベーシックに見えて、随所に光るこだわりだ。せっかく買うなら、長く愛用できるスーツが欲しいと望む方にこそおすすめしたい注目の4ブランドを、今シーズン発刊された『THE GENTLEMEN CLOTHING & ACCESSORY SPRING & SUMMER 2026』よりご紹介する。
1.<Timothy Everest/ティモシー エベレスト>
スマートに魅せるモダンブリティッシュ
ドーメル社が手がける「トニックウール」で仕立てた一着。仕立て映えするハリ・コシと、さらりとした清涼感が魅力です。赤みが強すぎないブラウントーンは合わせやすく、洒脱な雰囲気も演出。さらに、ブルーのペーンが効いたチェック柄も垢抜けた印象をプラスしてくれる。BRAND HISTORY:伝統と革新を両立する作風
サヴィル・ロウの伝統に、現代の色気と軽快さを持ち込んだ“ニュー・ビスポーク”の旗手、ティモシー・エベレストが1991年に始動。伝説のテーラー、トミー・ナッターのもとで研鑽を積んだのちに独立し、鮮やかな色使いと端正なシルエットでスーツのイメージを一新してきました。英国仕立てのビスポークテーラリングを礎に、モダンなデザインやファブリックを融合した「Modern British Tailored」が特徴。PATTERN:完成度の高い型紙で美しい着姿を実現
写真の一着は「E3」と名づけられたハイエンドモデル。凛とした肩から絞り込んだウエストにかけてのラインが特徴的で型紙設計の巧緻さが光る一着。
LINING:多彩な裏地バリエーション
内側に広がる裏地の世界もスーツの大切な表情の一つ。質感の良い、デザイン性のある裏地を幅広く揃え、さりげない個性を演出してくれる。PRESSING:立体美の秘密はプレスの技術にも
アイロンワークのレベルも特筆すべきもの。特に肩周りは丹念なプレス仕上げを施し、立体美あふれる仕立てを実現。丁寧なアイロンワークにより男性らしいメリハリのあるシルエットが可能になりなる。2.<D’URBAN/ダーバン>
エグゼクティブに愛される上質ベーシック
品格にあふれたネイビースーツは、よくみるとバーズアイの織り柄入り。着用シーンを選ばないベーシックな印象を守りつつ、さりげない洒落心も潜ませているのが<ダーバン>らしい。ブルーのバーズアイを配し、光沢感を備えたエグゼクティブな一着。BRAND HISTORY:日本の技と感性を磨き続けて50年
1970年の創業以来、日本人の体型に寄り添うスーツ作りを追求してきた<ダーバン>。コンテンポラリーなスタイリングと卓越した技術に裏打ちされた高い品質を磨き上げ、国内縫製へのこだわりも揺るぎない。その積み重ねがエグゼクティブの信頼を集める理由なのだ。世界に通用する「日本の」モノ作りへの誇りを胸に、真のグローバル・スタンダードとなりうるスタイリングを提案。SHELL FABRIC:高級感溢れる別注クオリティ
イタリアのタリア・ディ・デルフィノ社による生地は、非常に繊細な極細番手ウールを使用。しなやかな光沢があり、上品な艶と華やかさを演出。LINING:見えないところにまで宿る、上質のこだわり
ライニングには、上質なスーツで広く用いられるキュプラを採用。袖を通した時に感じる滑らかな着心地もまた<ダーバン>のスーツを形作る重要な要素だ。SEWING:繊細な生地を精緻に縫い上げる技術力
宮崎県日南市に拠点を置く<ダーバン>のファクトリーは、「ダーバン」のソーイング工場として1974年に設立。現在は「株式会社宮崎ファクトリー」として、その技術と志を継承し、裁断、縫製、仕上げの作業を一貫して行っている。豊富なノウハウと熟練の手仕事で縫製が難しい繊細な高級生地も、職人が一針一針丁寧に仕立てている。3.<NOME/ノーム>
控えめさのなかに個性が際立つシルク混スーツ
ピークトラペルに襟つきベストのドレッシーなデザインが印象的な一着。ビジネスシーンはもちろん、華やかなオケージョンにもふさわしい格調ある佇まいが魅力だ。
Brand History:ブランド名の由来は日本古来の『衣紋(えもん)』
ブランド名は着物の襟元を意味する「EMON」のローマ字を、和式表記に倣い右から左へ綴ったことに由来。繊細かつ上品な美的感覚を宿す、2017年春夏よりデビューした伊勢丹新宿店限定ブランド。和装を形よく、着崩れしないように着ること、そしてそのための着用の仕方を意味する「衣紋」をテーマに、装いの所作まで美しく見せる一着を目指している。1930年代の「イングリッシュ・ドレープ」をベースに、一層の毛芯による柔らかなラペルとフロント、布を纏うような丸いシルエット、パッドを抑えた肩回りなど、軽やかに着馴染む仕立てが特徴。生地から縫製に至るまでMade in Japanにこだわり、静かな品格を備えたスーツを提案する。FABRIC FACTORY:日本の老舗メーカーと共同で開発したオリジナル生地
生地を手がけたのは、尾州地区にて100年以上の歴史を誇り、国内有数のミルとして知られる山栄毛織。フォーマル地をルーツに持つ確かな技術で、しっかりとした生地作りが特徴。糸の一本一本にまでこだわり、ゆっくりと織り上げることで、独特のふくらみ感を生み出す。SHELL FABRIC:個性を引き立てる洒脱なオリジナル生地
ウールとシルクを掛け合わせることで良質な風合いと自然な光沢を表現。昼夜組織で織り上げた手裏剣をモチーフにしたオリジナル柄がユニークな表情を生み出し、光の加減で浮かび上がる手裏剣柄が、シンプルながらも個性を演出する。SEWING:曲線美が光る流麗なカッティング
胸周りにボリュームを持たせたイングリッシュドレープの仕立てを基調に、丸みのある肩や裾先のラインで柔らかなフォルムを演出。流麗な着姿が印象的だ。4.<TRENZA PREMIUM/トレンザ プレミアム>
ジャパンメイドの実直さが一着に結実
イタリア生地の代表格、ヴィターレ・バルべリス・カノニコのファインウールで仕立てた一着。ほのかな艶が上質感を醸し出しつつ、330工程にも及ぶ職人の手間と時間をかけた丁寧な仕立てが魅力だ。BRAND HISTORY:90年超のノウハウを結集したジャパンスーツ
1931年創業の大阪のメーカー<トレンザ>の職人技を注ぎこんだ<トレンザ プレミアム>。“お客さまのステータスと品格に寄り添う、服づくり”をテーマに、徹底的にクオリティにこだわったスーツは、職人による確かな技術と知識に裏打ちされた上質で優雅な着心地を実現する。MATERIAL:高級感だけでなく実用性にも配慮
スーツの品質を左右する生地選びにも、厳しい審美眼が光る。長く着ることを前提に、ケアのしやすさなど実用面も配慮しながら素材を見極める。SEWING:330工程を経た手間ひまかけた仕立て
研究を重ねた型紙に基づく裁断から縫製、仕上げまで、丁寧に作られる。330もの工程を経る手間ひまかけた仕立ては、随所にクラフツマンシップが宿る。PRESSING:ハンドアイロンでのプレスにも妥協なし
手仕事による丹念なアイロンワークで、美しい立体感を生み出す。仕上げではドイツ製のプレス機を用い、素材に合わせて蒸気量をきめ細かく調整している。『THE GENTLEMEN CLOTHING & ACCESSORY SPING & SUMMER 2026』発刊!
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