2026.01.14 update

<イセタンメンズ> 春夏ネクタイ、展開開始! 最終調整を終えた渾身の一本が店頭へ|ISETAN MEN'S Buyer's blog 溝田 将法 vol.3


ブログ3本目は、現場で見て、触れて、結んで辿り着いた最終調整のお話です。生地の個性を生かしつつ細部まで詰めた一本を、店頭で手に取っていただける日が近づいてきました。ぜひ最後まで読んでいただければ嬉しいです。

 

ISETAN MEN'S Buyer’s blog

伊勢丹新宿店メンズ館のバイヤーによる「ISETAN MEN'S Buyer’s blog」は、商品の企画から店頭に並ぶまでの裏側を、バイヤー自身の言葉で伝える連載企画。普段は見えにくいものづくりの現場をブログ形式で発信していきます。

 

鏡の前で答え合わせ。サンプルチェックで見えた“いま”の形

イタリア出張で議論を重ねて出来上がったネクタイのサンプルが届くと、さらに調整を加えます。


まずは鏡の前で何度も結んで全体の印象を確かめました。見た目のバランスは写真だけでは出ないので、実際に結んでノットの出方や生地の表情、大剣幅とラペルのバランス、そして長さの収まりを確認します。長さは基準の全長(約146cm)を軸に、結んだときに剣先がベルト付近に来るかを実寸でチェック。ここで洗い出した課題を整理し、セカンドサンプルで最終調整です!

 

セカンドサンプルで詰め切る。三つの最終調整ポイント


ここでは見栄えと着用時の収まりを最優先に、ノット・剣先の裏地・大剣幅の3点を中心に細部まで詰め切りました。


■ノットの大きさ

今の時代に合うネクタイは、ノットが大きすぎず小さめにまとまるサイズ感が自然です。そこで芯の厚みや締まり具合を調整し、結んだ瞬間に品よく収まる形を目指しました。ノットの収まりが整うと、顔まわりの印象がすっと引き締まります。



■剣先の裏地_フレスコの透け感を活かす

ちなみにフレスコと一口に言っても網目の違いで表情が全然変わるんです。今回はより清涼感を出したかったので、大きめの網目を選びました。裏地ありと裏地なしを比較し、メンズ館のお客さまのワードローブを想像して最終的に裏地なしの仕様に決定。透け感と清涼感がそのまま出ることで、春夏のVゾーンに馴染む表情になります。



■大剣幅_8.2cmの丁度いいバランス

大剣幅は8.0cmから8.5cmまで比較しました。8.0はやや細く、8.5はやや重い印象。ラペル幅とのバランスを着用して確認した結果、8.2cmという中間の数値に決めました。この数ミリにこだわることで、Vゾーン全体のバランスが自然に整います。


 

いよいよ店頭へ!フレスコ織りの清涼感を“いま”へ

セカンドサンプルの調整で狙いどおりの表情が揃い、最終仕様が完成しました。いよいよ店頭に並ぶ日を待つだけです!

このネクタイは、お客さまのワードローブに自然に馴染み、春夏のVゾーンを涼しく彩ります。1月14日(水)から店頭に並びますので、その軽さと透け感をぜひ体感してください。きっと「これだ」と感じてもらえるはずです。


<イセタンメンズ>
ネクタイ 19,800円
(ネイビー/フレスコ織り/シルク100%/全長146㎝)
□伊勢丹新宿店 メンズ館5階 シャツ・ネクタイ・シーズン雑貨

 

プロフィール
溝田 将法(みぞた まさのり)
新宿紳士商品部 メンズテーラードクロージング バイヤー
2018年(株)三越伊勢丹に入社。入社後、紳士領域でシャツタイの販売を担当し、婦人領域に異動。販売やアシスタントバイヤーを勤め、その後、紳士領域ドレスクロージングのアシスタントバイヤーを経て、現在はメンズテーラードクロージング(ドレスシャツ・ネクタイ・シーズン雑貨)のバイヤーとして、よりパーソナルで自分らしい個性の出るスタイルをお客さまに提案している。

 

 
  
Photograph&Text:Masanori Mizota
EDIT:STUDIO ALTA


*価格はすべて、税込です。
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