皮革の種類ごとにクリームの使い分けがマスト!各クリームの特徴を解説


▶皮革の乾燥が進んできたら「モイスチャークリーム」
スムース革専用のクリームで、皮革によく馴染み、皮革にしなやかさと潤いを与えるホホバオイル(ワックス)やラノリン(高精製ウールグリース)、ミネラルオイルなどのナチュラルワックスを配合。革本来のツヤを与え、ナチュラルワックスが成分なので、肌に触れることの多い革小物にお使いいただけます。特に皮革の乾燥が進んでいる場合にお使いください。
□使用方法:コンディショニングクリームと同様。皮革の乾燥予防にもお使いいただけます。
▶コードバンの柔らかい光沢感のために「コードバンクリーム」
なめらかな質感と美しいツヤから“革の宝石”と称される「馬革=コードバン」専用クリーム。コードバン独特の風合いを保つためにカルナバなどのワックス成分を多く配合し、革本来のツヤと潤いを与えます。コードバンは水に弱い素材なので、通常のクリームよりもワックスの割合を増やして水分量を減らしています。
さらに、塗布の伸びをよくするための流動パラフィンや、繊維のケバ立ちを抑えるアクリル樹脂、しなやかさと潤いを与えるホホバオイルを配合し、皮革にやさしい中性タイプです。
□使用方法:コンディショニングクリームと同様。
*オイルコードバンには使用できません。

蛇腹部分にはホコリが溜まりやすいので、必ずブラッシングしておきましょう。
▶塗布後20~30分馴染ませるのがコツ!「ブライドルレザークリーム」
牛革にロウを刷り込んで作られる皮革「ブライドルレザー」専用クリーム。もともとロウの染み込んだレザーに、ツヤと潤いを与える効果のあるロウやホホバオイルを塗布することで、油分補給や乾燥防止、ワックス分の補給を行います。
ブライドルレザーは本来とても硬い革で、ロウによって独特な味わいを生み出します。塗布すると、しっとりとしたクリームがよく馴染んで、皮革の表面に透明なワックス膜を作り出します。
□使用方法:クリームを少量クロスに取り、皮革にムラなく塗り広げます。その後、皮革にクリームを馴染ませるために約20~30分間置いてから、乾いた布で軽く磨きます。

▶まんべんなくきれいにエイジングさせていくのが「ヌメ革用クリーム」の役割
飴色へのエイジング(色合いの変化)を楽しむのがヌメ革の最大の魅力ですが、指の跡や、水のシミ、急激な日焼けなどの影響を受けやすいもの。まんべんなくきれいにエイジングさせていくのがヌメ革用クリームの役割です。ヌメ革をしなやかに保つワックス(植物性キャンデリラワックス・植物性ビーズワックス)配合の無溶剤タイプのクリームで、急激な色焼けをしにくくします。
□使用方法:柔らかいブラシやクロスでホコリを落とし、クリームを少量クロスに取って、薄く均一に塗り伸ばします。ヌメ革は強い摩擦でも色が濃くなってしまう可能性があります。クリームを塗るとき・乾いてからの乾拭きも“優しく・軽く”行うのがコツです。

*皮革に油分を補給するクリームなので、元の色より多少濃く仕上がる可能性があります。また、シミや色落ちする可能性がございますので、目立たない部分で試してからご使用ください。

NEXT>雨や汗などの水気の対策と、エキゾチックレザーのケアについて