2016.12.07 update

特集【毎日着たい防寒アウター】|冬の主役アウターは正統派、オトコは黙ってチェスターコート(1/2)

メンズコートの王道、チェスターコートをエレガントに着る一つのコツは、イタリア最大のメンズファッションの展示会「PITTI IMMAGINE UOMO(ピッティ)」の会場スナップを参考にしたり、映画『ラストタンゴ・イン・パリ』のマーロン・ブランドや、『女は女である』のジャン=ポール・ベルモンドの着こなし術もぜひ。チェスターコートが持つ独特なダンディズムをひと冬、ご堪能ください。


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メンズ館4階=インターナショナルラグジュアリーを好まれる方は、チェスターコート選びも「スーツの上に着る」ことが前提となります。「仕事に着ていくコート」で今シーズン特にお薦めなのが、<STILE LATINO/スティレラティーノ>のチェスターコート。今季は従来よりサイズ感が大きく、カラーも茶やキャメルなど、はっきり“クラシック回帰”を意識したデザインとカラーに。見て美しい、触って素晴らしい、着て納得の、一流のコートをご案内します。


<スティレラティーノ>チェスターコート 313,200円
■メンズ館4階=インターナショナルラグジュアリー


<スティレラティーノ>のお薦めは、モード+クラシックのモデル「エロス」

クラシックな素材を使い、昔ながらのテーラードな仕立てを駆使しても、「スティレラティーノ=ラテンスタイル」をイメージする服作りで、独特の風格を創り出している<スティレラティーノ>。コートは重量感あるしっかりした生地を使っていますが、着ると重さを感じないのは、ナポリの熟練職人の手仕事の良さゆえ。仕立ての良さをしっかり味わっていただけます。

<スティレラティーノ>には、クラシカルなシングルコートの「EOLO(エオリオ)」、ポロコートをベースにした「AUSTRO(アウストロ)」もありますが、イセタンメンズが今季イチ推しなのは、ピークドラペルのチェスターコート「EROS(エロス)」。ダブルで個性的な装いをお薦めします。

着こなしは、クラシックなイメージを最大限に活かして、レトロ感あるブラウン系のダブルのスーツの上に。男ならではの着こなしに風格を与えてくれます。



<ベルヴェスト>チェスターコート 205,200円
■メンズ館4階=インターナショナルラグジュアリー


<BELVEST/ベルヴェスト>ならではの上質でしなやかな素材感を味わえます


「仕事メインで着るシンプルなチェスターコートを」というリクエストに応えるのが、一切の芯材を省いたアンコンストラクテッドの仕立てで、ダブルフェイス(表地と裏地の貼り合わせ)になっている<ベルヴェスト>のチェスターです。貼り合わせなので、動くとストレッチ性を感じて、生地が軽いことと合わせて、ストレスなく着こなせるのが大きな魅力。

裏地の色が違うのもアクセントになって、サッと羽織るときにその色が印象的に。精緻な縫製と巧みなアイロンワークから生まれるシルエットをお楽しみください。スーツに似合うエレガントなコートなので、ネイビーやグレーの正統派のシンプルなスーツが美しく映えます。



<カルーゾ>チェスターコート 291,600円
■メンズ館4階=インターナショナルラグジュアリー


クラシック=王者の風格は、<CARUSO/カルーゾ>のチェスターコート

技術力の高さに定評があり、最近ではクラシックの枠にとらわれない新しいクリエイションにも挑戦している<カルーゾ>からは、正統派のスーツの上に羽織りたいブランド定番のチェスターコートをチョイス。

紳士服地の名門「ロロピアーナ」のカシミヤ100%の生地は、その素材感にひと目惚れ、間違いなし。肩の構築感がしっかり出ている"ダンディ"コートです。

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