【特集】<ポーター>の象徴「タンカー」の“変わらないため”の進化。ブームを超えて残る定番の哲学とは?(1/2)
1935年創業の“吉田カバン”は、「一針入魂」の社是のもと、日本製にこだわったバッグ作りを続けてきた老舗です。ホテルで鞄を運ぶ“ポーター”という職業への敬意から名づけられた<PORTER/ポーター>の中でも、ひときわ象徴的な存在が「TANKER(タンカー)」。発売から40年以上を経た今も、定番として愛され続けています。
そして近年、「タンカー」は素材から大きくアップデート。由来資源に「トウモロコシ」と「ヒマ」を用いた植物由来ナイロンを採用し、“変わらない”ための刷新を果たしました。本特集では、誕生の背景から最新のアップデート、代表モデルの機能美までを深掘りし、あらためて「タンカー」が選ばれる理由を解き明かします。
<ポーター>の象徴的コレクション「タンカー」とは?
<ポーター>を語る上で欠かせないシリーズ「タンカー」が誕生したのは1983年。米国空軍のフライトジャケットMA-1に着想を得た3層構造のオリジナル生地は、軽さとクッション性、艶のある表情を両立します。ふっくらとした素材は縫製が難しいため、ズレを防ぐべくバッグ作りでは珍しい「仮縫い」を挟むなど、手間を惜しまない工程も名作たるゆえんです。
発売当初は、いまのようにミリタリーをファッションとして取り入れるスタイルが普及しておらず、「タンカー」の販売も決して順風満帆なものではありませんでした。ところが1986年公開の映画をきっかけにフライトジャケットがブームになると、MA-1をモチーフにした「タンカー」も注目を集め、人気シリーズへ。そしてブームを超えて日常で使い続けられる“定番”として根付いていきました。
“変わらないためにすべてを変えた” ALL NEW TANKER
誕生から40年以上。世界中で愛される「タンカー」が“タンカーであり続ける”ために、<ポーター>が出した答えは、素材から革新的に生まれ変わらせることでした。採用されたのは、東レ株式会社とともに開発した100%植物由来ナイロン。由来資源は「トウモロコシ」と「ヒマ」です。
さらに興味深いのは、素材を変えても“道具としての強さ”は譲らないという点です。新開発したナイロン生地では、吉田カバン側が「鞄は道具」という前提で強度を最優先し、3層構造ゆえに起きやすい綿の吹き出しや破れを防ぐため、生地の密度にも強いこだわりを持って開発が進められました。
さらに新たな「タンカー」は、紡糸・機織り・染色・縫製に至るまで、すべての工程を日本国内で実施。日本のものづくりの技術を結集し、細部にまでこだわり抜いて生み出されたのが、新しい「タンカー」なのです。
触れるほどに実感する、アップデートされたディテール
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長く愛される定番ほど、実は小さな更新を重ねてきました。たとえばファスナーの引き手など、修理の声が重なる部分は随時見直し、より使いやすい形へ。こうした積み重ねが「タンカー」を“毎日使える完成度”へと育ててきたのです。
象徴的なのがパーツ。従来の使い込むほどに塗装が落ち“味”が出る設計も魅力でしたが、アップデートされた本シリーズのDカンやホックは、下地の上に塗装を重ね(計6回)、色が剥がれ落ちにくいよう改良。これまで塗装できなかったパーツの奥まで処理を施し、見た目の美しさも追求しました。
さらにナスカンのレバー形状は、より開けやすい直線的な形へ。カラーは「セージグリーン」、「アイアンブルー」、「ブラック」の3色で、何度も調整を重ねた色出しのこだわりが宿っています。引き手の端を曲げたデザインで指がかかりやすく、日々の開閉動作がスムーズです。
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「変わる」ためではなく、「変わらない使い心地」を守るためのアップデート。それが“ALL NEW”の核心なのです。
代表3モデルから紐解く、進化した機能美
大容量のバックパック「TANKER RUCKSACK(L)」
TANKER RUCKSACK(L)
132,000円
□伊勢丹新宿店 本館2階 TOKYOクローゼット
*下記イベント期間中は伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージでもお取り扱いがございます。
迫力のある3つのスクエアポケットが象徴的なこちらのリュックサック。正面左右のフロントポケットは、底のファスナーを開くことでマチが広がる仕様になっています。かぶせ部分のポケットは着脱でき、付属ストラップを付ければショルダーバッグとしても活躍する驚きの仕様です。
荷物量や持ち方が日によって変わる人にもぴったりな、汎用性の高さも魅力です。背面には芯材を入れてフィット感と自立性を高めているのもポイント。タンカーらしいボリュームを楽しみつつ、通勤でも旅でも活躍する利便性の高いアイテムです。
「タンカー」の入門にもぴったりな「TANKER TOTE BAG(L)」
TANKER TOTE BAG(L)
72,600円
□伊勢丹新宿店 本館2階 TOKYOクローゼット
*下記イベント期間中は伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージでもお取り扱いがございます。
ベーシックな顔つきで、オンオフを問わず使えるこちらのトート。A4やPCが入る実用性はもちろん、広めのマチで収納力が高く、自立しやすいのも使いやすいポイントです。
外装のサイドポケットには500mlボトルが収まり、持ち物の“定位置”が定まりやすい設計に。取り外し可能なストラップ付きで2WAYで使用可能。シーンを問わずに合わせることができ、タンカーを初めて選ぶ人にとってもおすすめなモデルです。
小旅行でも大活躍する「TANKER DUFFLE BAG(L)」
TANKER DUFFLE BAG(L)
132,000円
□伊勢丹新宿店 本館2階 TOKYOクローゼット
*下記イベント期間中は伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージでもお取り扱いがございます。
52Lの大容量で、4~6泊程度の旅行にも活躍するダッフルバッグ。ショルダーストラップを斜めに取り付けることで、体にフィットするようデザインされています。外装には多数のポケットを配し、荷物を細かく分けて収納できるのも魅力。
底鋲付きで自立性を高めているなど、細部の気の利いたディテールも日本を代表する鞄ブランドならでは。大きいのに扱いやすい。タンカーが“旅の道具”としても信頼される理由が、この一型に凝縮されています。
<ポーター>|「タンカー」スペシャルイベント開催!
4月15日(水)~4月28日(火)の期間には「TANKER LIMITED STORE」を開催。吉田カバンの創業90周年を記念した「TANKER」のスペシャルカラー「COYOTE(コヨーテ)」を数量限定で販売します。
「TANKER COYOTE(コヨーテ)」は、落ち着きのある色味に、タンカーの持つ美しいナイロンの光沢が一体になったスペシャルなアイテムです。また、バッグすべてにシリアルナンバーのタグが付き、全てが世界に一つしかない特別なアイテムとなっています。個数や販路も限られた、90周年のグランドフィナーレを飾るスペシャルなアイテムをお見逃しなく!
*昨年販売された「TANKER COYOTE」とは異なる型が販売されます。
- 開催期間:4月15日(水)~4月28日(火)
- 開催場所:伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージ
制作 STUDIO ALTA
*本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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