2019.08.17 update

圧倒的なコスパを実現した、"最強のビジネスシューズ"が誕生──<ISETAN MEN’S/イセタンメンズ>が待望の復活

<ISETAN MEN’S/イセタンメンズ >のオリジナルシューズが数シーズンぶりに復活を果たす。「ここのところ力を入れてきたファクトリーブランドの発掘も一段落、あらためてオリジナルをつくりこみました。テーマに掲げたのは、“最強のコストパフォーマンス”です」(メンズ館地下1階=紳士靴担当バイヤー田畑智康)

老舗シューファクトリー×新進気鋭のラスト

 


<イセタンメンズ>シューズ 21,600円



一つが創業1921年の名門メーカーであるマドラス製の一足。海外での縫製を行うことでコストを抑え、これをマドラスが得意とするマッケイ製法で仕上げて2万円(税抜)というプライスを実現した。見逃せないのは木型だ。新進気鋭のビスポークシューメーカーの早野唯吾氏が制作を担っているのだ。内振りのラスト、二の甲を抑えたシルエット、小ぶりなカウンターはビスポークと比べても遜色のないフィット感を保証する。底周りにはビブラム社のラバーソールを採用した。

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<イセタンメンズ>シューズ 32,400円



もう一つがいまや老舗の風格さえ漂うビナセーコー製。フランス・アノネイ社のカーフをグッドイヤーウェルト製法で仕上げており、ヒドゥンチャネルやコバのエッジを屹立させる両爪に象徴される老練の手仕事も遺憾なく発揮されている。そして、木型。こちらは知る人ぞ知るラストメーカー、松田哲弥氏が手がけた。聞けばあっと驚くブランドの木型をことごとく手がけているやり手だ。芸術作品を思わせる有機的なシルエットは鑑賞するに足る。こちらは3万円(税抜)。

それぞれキャップトゥ、パンチドキャップトゥ、プレーントゥの黒一色のみ、というストイックなラインナップもいい。




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*価格はすべて、税込みです。

Photo:Tatsuya Ozawa
Text:Kei Takegawa

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