<クロケット&ジョーンズ>を薦める人

田畑智康

メンズ館地下1階=紳士靴バイヤー。入社14年目で、うち13年間で紳士靴を担当。地域店やプライベートブランドのバイヤー、セールスマネージャーを経て現職。お客さまもスタイリストも心から楽しめるお買場をつくることが今の目標。座右の銘は「我が人生、後悔先に立たず」。今を精一杯楽しみ、生きる事がモットー。


田畑
英国のグッドイヤーウエルト製法で、馴染みが良い高級靴といえば<クロケット&ジョーンズ>です。私も5~6足持っていて愛用していますが、魅力はなんといっても「最強のバランス型」。朝、履く靴を選ぶとき、その日の行動やモチベーションでチョイスすると思いますが、<クロケット&ジョーンズ>の靴はどんな自分にも合わせてくれますね。それほど幅広いラインナップと木型を展開しています。特にモデル「AUDLEY(オードリー)」は誰もが知っている名品中の名品です。


<クロケット&ジョーンズ>
シューズ「オードリー3」96,120円
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福田 正統派英国靴=<クロケット&ジョーンズ>と言われるほど王道で、私は入社2年目に「オードリー」を履いていました。履いていて間違いがなく、誰からも「良い靴だね」と言われるのがうれしかったですね。その真面目さは、<クロケット&ジョーンズ>社長のジョナサンの人柄が出ているような靴です。
田畑 耐久性があるのに屈曲性が良いソールが好きで、アッパーの革の質感とのバランスも良い。靴づくりが誠実で、「納得できる一足を届ける」という想いが伝わってきます。今回のテーマの一つの“木型”も、一足一足時間をかけて作っているので、木型の良さが靴に忠実に再現できています。土台から細部まで、まるで家を建てるように真面目に理詰めで積み上げて作られていますね。


田代 クロケット社はもともとファクトリーブランドなので、OEMなどのノウハウの蓄積もあり、アジアとヨーロッパ圏で木型を変えるなど、細やかな仕事をしています。また、同社が展開する上級ライン「ハンドグレード・コレクション」はアッパーの色が手塗りで、実に雰囲気が良い。
齋藤 こうやって4ブランドの靴を並べて見てみると、ハンドグレード・コレクションのアッパーの色の深みのある美しさは頭一つ抜けていますね。


<クロケット&ジョーンズ>
左:「オードリー3」96,120円 ご購入はこちら
中:「ベルグレイブ 3」96,120円
右:「コートニー」102,600円


田畑 今回は、オードリーの後継モデル「AUDLEY3(オードリー3)」と、パンチドキャップトゥの「BELGRAVE 3(ベルグレイブ 3)」を選んできました。「オードリー3」は木型「367」を用いた上品なキャップトゥで、デイリーからセレモニーまで対応するバランスの良い一足です。「ベルグレイブ 3」も同様の木型を用いた大定番モデルで、ドレッシー過ぎず、カジュアル過ぎない足元にピッタリです。また、イミテーションパンチングが美しいホールカットの「コートニー」は、ブランドの中でもエレガントな木型の「363」を採用しているドレッシーな一足です。

 

最初は「王道」を選びたい。

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