2019.03.10 update

ヴィンテージのコレクターを魅了する“ある”ブランド

皆さまこんにちは。オーセンティックウェア マネージャーの太田です。

オーセンティックウェアの濃いスタイリストを紹介するコーナー「出でよ!オーセンティックの伝道師」。お楽しみいただけておりますでしょうか。
店頭で実際にお話ししていただくと、彼らの膨大な知識量に驚かれると思います。





今回は、<リーバイス><ポロ ラルフ ローレン>に続いて<DOUBLE RL/ダブルアールエル>(*以下DOUBLE RL)の伝道師をご紹介します。

まずはブランドの解説から。
ご存知の方も多いと思いますが、<ポロ ラルフ ローレン>にはドレスクロージングの最上級ライン「パープルレーベル」、ヴィンテージクロージングを紐解いた「DOUBLE RL」という別ラインが存在し、限定性・希少性の高い拘ったコレクションで世界中に熱狂的なファンが存在します。

で、この<DOUBLE RL>。ラルフ・ローレン夫婦が所有する牧場から取ったネーミングであるのは有名な話―――。


このワークシャツも、非常にうまくヴィンテージテイストが表現されています。

アメリカンヴィンテージ(ミリタリー・ワーク・スポーツなど)を基軸に、古き良き時代の製品の風合いを見事に再現しています。
今現在、ヴィンテージテイストのブランドは日本を中心に数多く存在し、レプリカのマーケットを形成しているわけですが、<DOUBLE RL>は一線を画しています。


シャツの内側の細部の細部にまで、ぎっしりとこだわりが。

時代背景などを考慮してもここまでやるか否かのハンドリペアも、他では真似できないようなクオリティ。

ファッショニスタ達は、いとも簡単にヴィンテージテイストとモードを掛け合わせたミックスコーディネートを披露したりしますが、サイズ感など気を使うポイントも多く、正直難易度が高いと思います。

その点、<DOUBLE RL>にはヴィンテージのディティールに対しての忠実性を大事にしながら、うまく「フィクション」を加えています。


当時は使用しなかったであろう最上級の素材にユーズド加工を施したり、デニムの風合いも、「こんなに綺麗に落ちないだろうけど、すごく自然」なアートピースのような作品に仕上げたり、サイズ感も絶妙な形に落とし込んでいます。

ヴィンテージテイストだけどどこかラグジュアリーな雰囲気がするのは、流石!
そんなわけで、サルトリアテイストのテーラードジャケットや、モードブランドなんかにもスッと馴染んでしまうわけです。


このショールカーディガン、ミリタリー由来のディテイルですが、非常に光沢のあるウールを使用し、ラグジュアリーな雰囲気に◎


不定期に入荷するヴィンテージアイテムも人気です。


ヴィンテージが好きな方もそうですが、手強そうに感じる方も、一度ぜひ店頭でご覧ください。

前置きが長くなりすぎて話も逸れてしまい、肝心なオーセンティックの伝道師紹介まで至りませんでした(汗)
次回かなり濃い目の、それも一度店頭で見たら忘れないような、濃さ120%のスタイリストを紹介しますのでお楽しみに!




Photo&Text:Yosuke Ota

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