“サプライザー”干場が考える、大人ギフトの極意

 

サプライズは大好きですね。“サプライザー”です(笑)。好きな人に喜んでもらうのが大好きなのは、編集者の性分とも合いますね。相手のことをきっちり取材して、喜んだり、驚いたりしてもらうために構成や緩急を真剣に考えます。

たとえば、今は「プラスワンギフト」が当たり前ですが、バレンタインなら香りの高いバラと一緒にバスソルトやバスオイルを贈りましょう。「バラの花を浮かべて香りを楽しみながら、身体を温めて」という、組み合わせることでオリジナルのストーリーができます。プラスワンは、あなたの創造力です。


今回は"エロサバなバレンタイン"がテーマですが、エロサバ=エロいコンサバティブという意味で、コンサバティブなのにセクシーに見えるのが一番素敵ということです。あからさまではない色気、何かの拍子に見え隠れする色気、抑制の効いた色気ともいえますね。

たとえば、常に緊張を強いられるパイロットがリラックスした瞬間の笑顔に、女性たちはクラッときますが、あれはビジネスマンがネクタイを緩める瞬間と同じで、「いつも理性や知性でコントロールしている抑制の効いた人が崩れるのを見たい」という願望の具現化だと思います。サプライズもその手法の一つで、「抑制の効いた人を崩したい」からいろいろ策を練る。それが面白いんです。

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