Q.日々のお手入れ方法はありますか?

A.汗や水で濡れてしまった場合は、速やかに水気を拭き取り、風通しの良いところで陰干しをしましょう。濡れたまま放置してしまうとカビが生えてしまうことも・・・

扇子を持ち運ぶ際は、付属のケースに入れることを推奨しています。むき出しのまま扇子をポケットや鞄の中に入れてしまうと、骨の折れや扇面の破れに繋がってしまいます。付属のケースがない場合には、柔らかい布やハンカチに包んで持ち歩きましょう。

また長期間保管する際は、扇子を畳んだ状態で付属のゴムや紙留めをはめておきましょう。開きグセを防ぎ、スムーズな開閉を保つことが出来ます。

扇子を長くご愛用していただくために、「プライベート用」「仕事用」などと用途に合わせて使い分けることもお忘れなく。骨を“休ませる”ことも大切です。
「扇子の寿命」=「扱い方の差」。ちょっとした労り、気遣いでお気に入りの扇子を長くお使いいただけます。これらのメンテナンス、取扱い方法を実践していただき、大切な扇子を長くご愛用ください。