2017.03.06 update

Evolving Accessories──機能美を追求する、バッグと革小物【The Gentlemens Makers|2017 Spring】(1/2)

2017年はバッグ、ウォレットを買い替えたいユーザーにとって格好の当たり年である。新たなシーンに応えるハイブリッド、現代の仕事を突き詰めたブラッシュアップ──。いずれも当たり年と呼ぶにふさわしい発想であり、設計の完成度も高い。

 

自転車にも乗れてスーツにも似合うバッグ



(上)<マンハッタン ポーテージ ブラック レーベル>
コーデュラ®バリスティックナイロンをまとったメッセンジャーバッグは、ブリーフケースとしても使用できる。ブラック レーベルは、アーバンライフに特化したコレクション。
メッセンジャー ブリーフケース 48,600円
(34×43×12㎝)

(下左)<サムソナイト>
世界のビジネスマンから評価されているサムソナイトだけとあって、ブリーフケースとしての見栄え、使い勝手は折り紙つき。ポイントは斜め掛けをしたときの、ボディ本体の安定感。

メッセンジャー ブリーフケース 42,120円
(30×42×6.5㎝)

(下右)<マスターピース>
別注コーデュラ®ナイロンに、3M社製スコッチガードを施した防水レザー、止水&撥水ファスナーという鉄壁の防水力を誇る、メッセンジャーブリーフ。

メッセンジャー ブリーフケース 42,120円
(28×39×11㎝)

■すべてメンズ館地下1階=紳士鞄

働き方の変化を網羅する新機軸


都市回帰、職住近接という潮流。あるいはデジタルガジェットのドラスティックな進化が可能とした携行品のミニマル化。これらの流れを受け止めるジャンルがバッグやウォレットに生まれている。自転車で通勤する、いわゆる“ツーキニスト”のためのブリーフケース顔したメッセンジャーバッグ、そして旅先はもちろん、普段も重宝するトラベルオーガナイザー&ウォレットがそれだ。ナイロン採用による軽量化、精密機器を持ち運ぶための衝撃吸収材の内蔵。作り手はさまざまな創意工夫を重ねてきたが、大航海時代の大型トランクにはじまる歴史を振り返っても、その目のつけどころは際立って冴えている。


<グレゴリー>

「アーバンアタック」シリーズに3WAYブリーフが登場。落ち着いたネイビーがスーツに映える。PCの収納に適したPCスリーブが標準装備。

3WAYブリーフケース 37,800円
(28×42×15cm)
■メンズ館地下1階=紳士鞄
 

<べルーフ バゲージ>

日本の紺をイメージして染めたコーデュラ®ファブリックを使用したメッセンジャーバッグ。ミニマルな佇まいは、サイクルジャージにんもスーツにも溶け込む。

メッセンジャーバッグ 31,104円
(28×48×48㎝)
■メンズ館地下1階=紳士鞄


カジュアルユースに特化するなら


アメリカ製の<サバナ ラゲージ ワークス>は、誰もが知るブランドのOEM製作を担ってきた実力派だ。生地選びから運針まで古きよきアメリカのものづくりの精神が息づいている。正方形に近い大容量のシルエットゆえに、習い事やアクティブユース、はたまた週末のショートトリップにも便利だ。


<サバナ ラゲージ ワークス>

1980年代のアーカイブを忠実に復刻したコーデュラ®ナイロン製リュック。軍用で鍛えられた収納構造はさすが合理的。全12色。バイカラーは三越伊勢丹別注。

リュックサック 29,160円
(31×38×15㎝)
■メンズ館地下1階=紳士鞄