最近のヘビーローテーション


パイプ煙草『ヘレニズム』が発売されて早2か月が経ちました。島地さんは50本以上所有するパイプの中から、ヘレニズムを吸うのに適したパイプを見つけたようです。


シマジ「いっぱいパイプを持っているからおいしく吸えるのはどれだろうと思い、いろいろ試してみたんです。そうしたらロシアの新進気鋭のパイプ作家カメンスキーのパイプがおいしいと思ったんです。この作家のパイプの特徴は、煙道の内部が空洞になっていて、煙が遊んで、冷やされるから、クールスモーキングが愉しめるんです。」
このようなパイプをキャラバッシュや、ダブルチャンバーというそうです。


シマジ「ヘレニズムがおいしいからパイプばかり吸って、シガーの本数が減っちゃったよ!」

島地さんはシガーを1日5本は必ず吸っていたのですが、最近は1本か2本に減ってしまったそうです。確かにサロンでもパイプばかり吸っているような・・・。それだけヘレニズムに魅了されているんですね。

シマジ「本を読んだり、原稿を書いている時なんかは、灰が落ちないからパイプがいいんです。孤独を愉しむ時にはパイプが素敵な伴侶になってくれますよ。」
パイプにご興味がある方は、ぜひ島地さんの手ほどきを受けてはいかがでしょうか。


今週の格言
「パイプは孤独の素敵な伴侶である。」

今週のお酒
「ラガヴーリン16年」
情熱的でスモーキーな甘みを感じさせ、海藻の香味と広大なフィニッシュを併せ持ちます。


島地勝彦
メンズ館8階=イセタンメンズレジデンス<サロン ド シマジ>のプロデューサー。1941年生まれ。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」に配属され、1983年に同紙編集長に就任、柴田 錬三郎・今 東光・開高健を回答者に据えた「人生相談」で一世を風靡し100万部雑誌に育て上げる。その後、「PLAYBOY日本版」「BART」の編集長を歴任。集英社インターナショナルの代表取締役を経て、2008年に退任。現在は作家・エッセイストに転向。
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Photo:TAKU FUJII

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