これまで自分へのご褒美にと贈ったメモリアルギフトは、<モンテグラッパ>の「ネロウーノ」


<スマイソン>の「BURLINGTON/トラベルウォレット」と一緒に佐藤バイヤーが持ってきたのは、イタリアの<モンテグラッパ>の黒一色軸のボールペンとシャープペンシル。

「華やかなカラー軸で有名な<モンテグラッパ>ですが、これはネロウーノ=黒一色というシリーズのもの。2007年にマネージャーに昇格したときに、『これなら大人っぽくスマートに使えるかな?』と思って購入しました。
<モンテグラッパ>は派手なペンのイメージがありますが、これはそれまでの印象が変わって格好良く感じたし、今はデスクの引き出しの中に仕舞ってありますが、目にすると『あの頃の気持ちを思いだして、もう一度使おう』と思いますね。」

佐藤バイヤーは、「歳を重ねて、シャツなら白、ネクタイならネイビーのように、長く使える良いモノ、シンプル イズ ベストに目が行くようになりました」と語ります。


トラッドに対する味つけやアプローチがそれぞれ違う、イタリア・英国・フランス


ナポリの名ドレスシャツメーカー<アンナ・マトゥッツオ>を率いるアンナ・マトゥッツオ女史との対談にも登場している佐藤バイヤーに、イタリア・イギリス・フランスのモノ作りの違いを尋ねると、「イタリアは、歴史的に見れば、英国やフランスの下請け時代が長く続いたこともあって、品質の高さはピカイチで、腕が良い。でも、モノ作りの良さを前面に出すのではなく、時代の気分を捉えたスタイルの良さや色気、見た目の雰囲気でアピールしてきます。」と解説。

「イギリスは、昔からのスタイルは未来永劫変わりませんという王道を地で行く国です。ベースは構築的な作りにあって、最近は新しい世代によってカジュアル化の流れもありますが、パンクの文化がある国だからか、カジュアルになると少しモードっぽいこなしになる傾向にある気がします。

またフランスは、歴史やシンプルなデザインを大切にしますね。基本的に3国ともベースはトラッドだと思っていて、イタリアは時代におけるアレンジが上手だったり、国民性の違いからだと思いますが、国ごとにトラッドに対する味つけやアプローチがそれぞれ違います。」


<スマイソン>は、「英国ならではの確かな質の良さと、デザインもシンプルで、変に今っぽさに迎合していない感じに好感を持っています。黒や茶も良いですが、<スマイソン>の特徴はキレイなカラーバリエーション。アイコンともなっている<スマイソン>ブルーは目を引きますし、やっぱり好きです。」と評します。


今年のクリスマス、大切な人へのギフトは決まりましたか?と伺うと・・・


自分へのご褒美を選ぶのはとてもワクワクしますが、大切な人へのギフト選びをするのもこの時期ならではの醍醐味ということで、『ご家族には?』という話に。

「子どもが生まれてから、子どもにはクリスマスプレゼントを買いますが、奥さんには……。しばらくインターバルを開けると照れくさいですよね。なんだか、マフラーが欲しいようで・・・」とリクエストがあった模様。
メンズ館1階=シーズン雑貨・装身具に素敵なマフラーが揃っていますので、ぴったりのギフトが見つかるといいですね。

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