2026.03.25 update

肌着の心地よさは、ここから始まる。木村メリヤス工場訪問記(出張3日目・最終回)|ISETAN MEN'S Buyer’s blog 木村 円香 vol.4


出張最終日は和歌山県の木村メリヤス工場へ。今回の訪問は単なる見学ではなく、川上や編みの現場で得た学びを踏まえつつ、縫製の現場を確認し、木村メリヤス工場との今後の取り組みと、これからのモノづくりや店頭での伝え方を整理することが目的でした。

職人の皆さんの仕事ぶりを間近に見て、改めて「日常に寄り添う上質さ」とは何かを確かめる一日に。4月8日(水)からのメンズ館イベントに向けて準備を進めています。

 

精度は人がつくる|技術と“お客さま目線” で肌着づくりを磨き続ける「木村メリヤス工場」


木村メリヤス工場は、和歌山県で半世紀以上前から親子三代に渡り紳士肌着の開発・製造を続けてきた縫製工場です。長きに渡り衣料品メーカーのOEMを請け負うなどの実績もあり、縫製精度は業界でも評価が高く、技術力に定評あるファクトリーブランドでもあります。工場に到着すると会長が迎えてくださり、家族経営ならではの温かさを感じました。


現場では、型紙、裁断、縫製、仕上げまでの工程を順に拝見。肌着づくりに求められる繊細な作業と、積み重ねが着心地に結びつくことを再確認しました。熟練の職人の方をはじめ海外からの若いスタッフも在籍し、それぞれが力を発揮している様子が伝わってきます。会長は常に「お客さまのために、本当に良いものを届けたい」という思いを軸に、工程と働く環境に目を配っておられ、その姿勢が品質の高さに直結しているんだと感じました。



 

チームが品質を育てる|人づくりと、前夜に涙した話

 

木村メリヤス工場は働きやすい環境づくりや育成に取り組んでいる点がとても印象的でした。
前夜は社長とご家族と円卓を囲み、親戚の集まりのような和やかな雰囲気のなかで、「妥協しないものづくり」と「人を尊重し、どんな時も“まごころ”を持つこと」をモットーにしているという社長の想いを直接伺いました。工場見学前の食事の場だけでも、その言葉や佇まいから真摯なモノづくりをされる方だと強く感じ、胸がいっぱいになり、思わず涙してしまった一幕も。こうした人づくりの姿勢が、品質の土台を支えているのだと思います。


モノづくりの背景にある“人”の想いを知ることは、バイヤーとして、お客さまにどう伝えていくかを考えるうえで、とても重要な経験になりました。

4月8日(水)から木村メリヤス工場のアイテムを紹介するイベントを店頭で開催します。工場で確かめた着心地の良さや、作り手の想いが反映されたアイテムを実際に手に取っていただける機会です。ぜひ店頭で“まごころを感じる着心地”をお試しください。

イベント情報
<木村メリヤス工場>プロモーション
  • 開催期間:
  • 開催場所:伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階 肌着・靴下・ナイティ

 

木村メリヤス工場の商品はことらからもご覧いただけます

 

すべてはお客さまに心地よいエッセンシャルをお届けするために

 

川上の糸、編みの工程、そして縫製と、三日間を通して見てきたことは一つの流れとしてつながっています。それぞれの工程での選択や積み重ねが、日常に寄り添う“エッセンシャル”な一枚をつくるのだと確信しました。
予定していたお取組を進めたり、新しい協業に発展したり、実りの多い出張だったと思います。これからは、その確かな現場の声をものづくりに活かし、そして店頭でお客さまにわかりやすく伝える工夫をすすめていきます。

 

プロフィール
木村 円香(きむら まどか)
伊勢丹新宿店 メンズ館 地下1階 肌着・靴下・ナイティ バイヤー
ラグジュアリーのアシスタントを経て、バイヤー歴4年。コスメティクス、肌着を担当する中で、外面だけでなく“内面の充実”にも目を向け、心地よいルームウェアや香りでリラックスする時間を大切にしている。

  

 
制作 STUDIO ALUTA


Photograph&Text:Madoka Kimura
*本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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