スーツをかっこよく着こなすには?選び方やおすすめブランドを紹介
スーツはなぜ「かっこいい」と言われている?かっこいいスーツ姿とは?
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スーツには男性を魅力的に見せる「スーツマジック」という言葉があると言われています。
スーツは、TPO(Time/時、Place/場所、Occasion/場面)に合わせて、ご自身の身体に合ったサイズのスーツを身に纏うことで、清潔感や品格など、内面の魅力をも引き出すことができます。
その結果、相手に対して好印象を与えたりイメージアップへとつながります。
フォーマルでもカジュアルな場でも活躍する汎用性
スーツは、フォーマルな場でもカジュアルな場でも着こなし次第で幅広く活躍します。結婚式やビジネスシーンではTPOに合わせて正しい装いが求められます。
なお、シャツの代わりにニットなどのアイテムをインナーとして取り入れることで、カジュアルにも着用することが可能です。
スーツをかっこよく着こなすための選び方
スーツをおしゃれに着こなすには、サイズ感・色・素材の選び方が重要です。自分の体にフィットしたスーツを選び、シーンに合った色やデザインを意識することで、洗練された印象を与えられます。
また、ジャケットのボタンマナーやシャツ・ネクタイの組み合わせ、靴や小物の選び方を工夫することで、よりスタイリッシュに見せることができます。
1. 自分に合ったサイズ感を選ぶ
スーツをかっこよく着こなすためには、自分に合ったサイズ感が何よりも重要です。
初心者でも簡単に確認できるポイントは、「肩幅」「胸囲」「ウエスト」「袖丈」「パンツ丈」の5つ。
スーツを購入する際は、店頭のスタイリストに採寸をしてもらい、ご自身のサイズに合うスーツを提案してもらうのがおすすめです。
肩幅が合わないと全体のシルエットが崩れ、袖丈やパンツ丈が長すぎるとだらしない印象を与えてしまいます。
既製品でも、サイズがぴったりのものを選べば、美しい着こなしが実現できます。
2. 色やデザインの選び方
スーツの色やデザインは、シーンに応じて選ぶことが重要です。
ビジネスシーンに適した色
● ネイビー:知的で信頼感のある印象を与える
● グレー(チャコールグレー):落ち着いた雰囲気で品格を演出
● ブラック:フォーマルな場に適しているが、日常使いにはやや重い印象
柄の選び方
● 無地:シンプルで汎用性が高く、初心者にもおすすめ
● ストライプ:視覚効果により縦のラインを強調することで、シャープな印象を与える
● チェック:ややカジュアルな印象で、オフの日やおしゃれを楽しむ場面に◎
色や柄を選ぶ際は、自分の肌の色や髪色との相性も考慮しつつ、TPOに合ったものを選びましょう。
3. 素材選びも重要
スーツの素材は、着心地だけでなく、見た目の高級感や季節感にも影響します。最も一般的なのはウール素材で、通気性が良くシワになりにくいのが特徴です。ウール100%のスーツは上品な光沢があり、ビジネスやフォーマルな場面にも適しています。
春夏向けにはリネンやコットンのスーツも人気ですが、シワがつきやすいため、カジュアルなシーンにおすすめ。一方で、冬場はカシミヤ混の生地やフランネル生地のスーツを選ぶと、暖かさとエレガントな印象を両立できます。
また、ポリエステル混のスーツは耐久性に優れ、シワになりにくいので、長時間の移動が多い人や頻繁にスーツを着る人におすすめです。
素材によって印象が大きく変わるため、用途や季節に応じて適切なものを選びましょう。
スーツをよりかっこよく着こなすためのポイント
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スーツの選び方を押さえたら、かっこよく着こなすためのポイントを紹介します。ボタンのマナーやシャツとネクタイのバランスを知っておいたり、シューズや小物などで仕上げたりするのがポイントです。
スーツジャケットのボタンマナー
スーツを着る際のボタンの留め方は基本的に、シングルスーツのジャケットは一番下のボタンを外して着用するのがルールです。二つボタンのジャケットなら上のボタンのみを留め、三つボタンなら中央のボタンを留めるのが一般的。(但し、ボタンやボタンホールの位置によっても留める位置が異なります。)
ボタンをすべて留めてしまうと動きにくく、窮屈な印象を与えてしまうため注意しましょう。また、座るときにはボタンを外すのがマナー。ボタンを留めたまま座るとシワができたり、ジャケットのシルエットが崩れる原因になります。
シャツとネクタイのバランス
スーツをおしゃれに見せるには、シャツとネクタイのバランスも重要です。基本的に、シャツの襟型とネクタイの結び方を合わせることで、より洗練された印象になります。
例えば、ワイドカラーのシャツには「ウィンザーノット」や「セミウィンザーノット」といったボリュームのある結び方がおすすめ。一方で、レギュラーカラーのシャツにはシンプルな「プレーンノット」がバランスよく決まります。
また、色の組み合わせも大切です。ネクタイはスーツやシャツよりも濃い色を選ぶと、全体のコーディネートが引き締まります。
ビジネスシーンでの装いに派手すぎる色や柄物は控え、ストライプやドットなどのシンプルなデザインを選ぶと、上品で洗練された印象を与えられるでしょう。
シューズや小物で仕上げる
スーツの印象を決めるのは、服だけではありません。シューズやベルト、時計などの小物にもこだわることで、全体のスタイルをより引き締めることができます。
シューズは、スーツの色に合わせるのが基本です。黒のスーツには黒の革靴が定番で、ネイビーやグレーのスーツにはブラウン系のシューズもよく合います。
シューズのデザインは、フォーマルな場面では「ストレートチップ」、ビジネスカジュアルなら「プレーントゥ」や「ウィングチップ」がおすすめです。
また、ベルトの色はシューズと統一するのが基本ルール。違う色を合わせるとちぐはぐな印象になるため注意しましょう。さらに、時計やカフスボタン、ポケットチーフなどの小物を取り入れることで、より洗練されたスーツスタイルが完成します。
かっこいいを目指したい人必見!おすすめスーツブランド5選
スーツは、ビジネスやフォーマルな場面だけでなく、自分をより魅力的に見せる重要なアイテムです。上質なスーツを選ぶことで、洗練された印象や自信を持つことができます。ここでは、スタイルや品質にこだわる方におすすめのスーツブランドをご紹介します。
<イセタンメンズ>
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<ISETAN MEN'S/イセタンメンズ>は、顧客の声に応えるために生まれたプライベートブランドです。市場にはない独自の価値を追求し、素材選びから縫製、デザインに至るまで、細部にこだわり抜いたスーツをご提案しています。
このブランドスーツは、老舗ファクトリーとの協業により仕立てられ、生地は世界三大毛織産地・尾州のものを使用。日本人の体型に合わせた緻密な型紙設計により、特に肩周りとアームホールのフィット感が秀逸で、軽快な着心地を実現しています。
ビジネスシーンはもちろん、特別な日の装いにもふさわしい、品質とスタイルを兼ね備えた一着を見つけたい方におすすめです。
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<タリアトーレ>
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<TAGLIATORE/タリアトーレ>は、イタリア語で「裁断士」を意味し、その名の通り、ウエストラインを立体的に絞り込んだ構築的なシルエットが魅力のブランドです。
シャープなシルエットと上質な素材使いが特徴で、ジャケットを羽織るだけで、スタイリッシュな印象を演出できます。
<タリアトーレ>のスーツは、ビジネスシーンでも一目置かれる洗練されたスタイルを実現したい方や、シンプルながらも個性を際立たせたい方におすすめです。
<ポール・スチュアート>
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<Paul Stuart/ポール・スチュアート>は、1938年にニューヨークのマディソン・アベニューで誕生した紳士服専門店です。世界中から選りすぐった上質なアイテムをそろえ、ブリティッシュトラッドの伝統とアイビーリーグスタイルを融合させた「コンテンポラリー・クラシック」なスーツを提案しています。
このブランドの特徴は、クラシックながらも現代的なシルエットを取り入れたデザインです。
ウールやカシミヤなどの高品質な素材を使用し、着心地と品格を兼ね備えたスーツを提供。とくに、シンプルでありながら洗練されたスーツを求める人に適しています。
<トレンザ プレミアム>
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<TRENZA PREMIUM/トレンザ プレミアム>は、「良い仕立てで、自分の身体に合い、上質なスーツが欲しい」という顧客の要望に応える形で誕生したブランドです。細部にわたるクオリティにこだわり抜き、洗練されたスタイルを提供し続けています。
このブランドのスーツは、素材選びから裁断、縫製、仕上げに至るまで、約330もの工程を経て作られているのが特徴。熟練の職人たちの手による繊細な仕立てで、着る人の体に自然に馴染む優雅な着心地を実現します。
ジャケットの立体感やパンツのシルエットにもこだわり、エレガントな雰囲気を演出しているため、上質なスーツを求めている方におすすめです。
<ダーバン>
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<D'URBAN/ダーバン>は、ブランドコンセプト「Global Standard Style by JAPAN」を掲げており、卓越した技術と高品質な縫製を活かし、日本人が美しく見えるスーツを作り続けています。
ダーバンの特徴は、国内縫製にこだわっている点です。職人の手による巧みなアイロンワークによって立体的に仕上げられたスーツは、ソフトな着心地を実現します。
さらに、動きやすさとシルエットの美しさを両立させているため、ビジネスシーンでのパフォーマンスを引き出します。日本の伝統的なモノ作りの精神を大切にしながら、世界に通用するスタイリングを提案しているブランドです。
TPOに合わせたスーツの活用術
スーツの活用はTPOを意識することが重要です。 ビジネスシーンでは、清潔感と信頼感を重視した装いが求められます。
無地や控えめなストライプのダークスーツに、白シャツとシンプルなネクタイを合わせるのが基本です。
フォーマルな場では、格式に合わせた礼装が必要。結婚式ではブラックスーツやダークグレーのスーツ、弔事ではブラックフォーマルが適切です
ビジネスシーンでのスーツ
ビジネスシーンでのスーツは、信頼感と清潔感を重視することが重要です。基本的には、ダーク系の無地や控えめなストライプ柄のスーツが適しています。
白や淡いブルーのシャツを選び、ネクタイは派手すぎないデザインで全体の調和を図りましょう。
また、自分に合ったサイズ感のスーツを選び、しわや汚れがないようメンテナンスを心がけることで、きちんとした印象を与えることができます。
フォーマルな場でのスーツ
フォーマルな場でのスーツ選びは、TPOに応じた適切な装いが求められます。とくに結婚式や公式行事では、伝統的なブラックスーツやミッドナイトブルーのスーツが一般的です。
これらの色は格式高く、洗練された印象を与えます。シャツは白無地が基本で、清潔感を強調。ネクタイはシルバーや落ち着いた色合いを選び、派手な柄は避けるのが無難です。
また、靴やベルトは黒の革製品で統一し、小物にも気を配ることで全体のバランスが整います。これらのポイントを押さえることで、フォーマルな場にふさわしいスーツスタイルを実現できます。
かっこよくスーツを着こなす方法についてよくある質問
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Q. スーツの1着目は何色がいい?
A. ネイビーやチャコールグレーなどのベーシックカラーがおすすめです。1着目をベーシックカラーにすることでシャツの襟型やネクタイの柄により、幅広い着こなしを楽しむことができます。Q. スーツ姿がかっこよく見えるのはなぜ?
A. スーツ姿がかっこよく見える理由は、体のラインを整え、美しいシルエットを作るからです。色やデザインの統一感が全体を引き締め、洗練された印象を与えます。
また、スーツはTPOに合わせた装いが必要な場面で着用するため、正しいサイズ選びや身だしなみが整っていることが重要です。適切にフィットしたスーツは、自信を引き出し、品格を高めます。
第一印象が短時間で決まると言われる中、スーツの着こなしはその人の印象を大きく左右するポイントです。
スーツをかっこよく着こなそう
スーツは、ビジネスやフォーマルな場で好印象を与える重要なアイテムです。かっこよく着こなすには、自分に合ったサイズ感や色、素材を選ぶことが大切。
さらに、ジャケットのボタンマナーやシャツ、ネクタイのバランス、小物選びにもこだわると、洗練された印象を与えられます。本記事では、スーツの選び方や着こなしのポイント、さらにおすすめブランドまで紹介しました。自分に合ったスーツを見つけ、魅力的なスタイルを目指しましょう。
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