GEOX/ジェオックス



フォーミュラEから着想された新しい靴。

2014年からスタートした、電気自動車によるフォーミュラカーレースである「フォーミュラE」。内燃機関のクルマのレースに取って替わる存在として、シーズンを重ねるごとに進歩を遂げ、ポルシェや日産、メルセデス・ベンツといった大手クルマメーカーも参加しはじめている。そして、独自のテクノロジーで通気性を確保した「呼吸する」フットウェアを手がける『GEOX(ジェオックス)』が、そうしたモータースポーツの最先端レースに関わっているのは、それぞれがイノベーションを志向しているという点で、実に自然なことに感じられる。

今回のISETAN 靴博では、GEOX とフォーミュラE チーム「GEOX DRAGON」に関連したブースを展開。ハードな環境で活動するドライバーやテームメンバーにも提供されている新しい「GEOX Aerantis™」を発表する。靴内の通気性を確保するインナーブリージングシステムと、ソール部のネットブリージングシステムを組み合わせたこの新モデルは、画期的な「呼吸」性能を発揮するという。

GEOX Aerantis


「GEOX DRAGON」チームにも供給される新しい「GEOX Aerantis™」。エアポケット付きの特別な内側の裏地で、足と甲の間にスペースをつくる「インナーブリーシングシム」と、水滴を通さず水蒸気の分子より大きいミクロ孔があるメンブレンと保護ネットを配した「ネットブリーシングシステム」のコンビネーションで、快適なはき心地を生み出している。¥24,000+税


GEOX DRAGON formula-E team


「GEOX DRAGON」チームのフォーミュラEカー。2018-19シーズンから投入された「Gen2」と呼ばれるシャシーはこれまでのものよりスパルタンな印象だ。今シーズンの「GEOX DRAGON」チームのドライバーはJ O S EMARIA LOPEZ、MAXIMILIAN GUNTHER、FELIPE NASRの3名で、世界12都市で開催されたレースに参戦した。


White Label/ホワイトレーベル



3D計測した足の様子。ヒールのあるウィメンズシューズのための計測なので踵が上がっている。足の形状や状態から導かれた靴のアウトラインがうっすら現れているのがわかる。

3D計測&プリンターによる木型づくり。

『ホワイトレーベル』は主にウィメンズシューズの分野で、3Dの計測とプリンターを使った全く新しいオーダーメイドシューズを実現したシューズブランド。その方法は、まず全方位からの足の3D 計測を行い、その測定データをベースとして、さらに職人による木型製作のプロセスをデジタルデータ化したものを掛け合わせて、3D プリ
ンターを使った木型切削を行う。その結果より高いレベルのフィッティングが可能になるとともに、木型づくりのスピードアップも実現できるという。

ISETAN靴博ではこのテクノロジーを応用したオーダーメイドのメンズシューズを展開する。3Dプリンターによってつくられた木型をベースに靴を製作するのは日本のシューズファクトリー。まさにメイド・イン・ジャパンの新たな地平といえるかもしれない。150,000円+税から


3Dプリンター用の樹脂素材。これをベースに木型をつくる。


3Dプリンターで木型切削しているところ。



PATRICK/パトリック × MBT




MBTを使った姿勢改善テクニックを指南。

ISETAN 靴博先行販売となる『PATRICK』と『MBT』のコラボレーションを記念して、マラソン完走請負人としても信頼を集める牧野 仁氏による姿勢改善クリニックを開催。今回のコラボレーションモデルにも採用されたソールと同型のMBT のスニーカーを実際に着用して、姿勢や歩き方の改善、それによる効果などを牧野氏がわかりやすくレクチャーしてくれる。コラボモデル購入者でなくてもぜひとも体験したい。


MBTとは「マサイ・ベアフット・テクノロジー」の略称で、1996年にスイスのエンジニアがマサイ族が素足で歩くところに着目し、つくられた。MBTの靴は固いアスファルトの上でも、未来の歩き方を引き出してくれる。


牧野 仁
1967年東京生まれ。アスレティックトレーナー、ストレングス&コンディショニングトレーナーとして活躍。アスリートのケガの復帰から、競技力向上まで、様々な知識と経験を駆使して、市民ランナーの指導を専門的に行うJapanマラソンクラブを設立。自身もフルマラソン、トライアスロン、登山競走など、数々のエンデュランス系競技に出場経験がある。(有)スポーツネットワークサービス代表。

イベント情報
ウォーキングコンサルタント 牧野仁氏のMBT姿勢改善クリニック
□9月12日(木)①14時~16時 ②17時~19時□ISETAN靴博2019内MBTブース
*参加無料


SPINGLE MOVE/スピングルムーヴ




ソールも選べるパターンオーダー。

広島県府中市を本拠とし、バルカナイズ製法による日本製のスニーカーを追求するシューズブランド。そのこだわりのものづくりは、日本のみならず海外でも評価が高い。そんな『スピングルムーヴ』のパターンオーダーイベントを開催。ローカット(SPM-101 タイプ)をベースに、3 種20 色以上の革、2 色のサイドテープ、4 色ソールから好きなものを選んで組み合わせて自分だけのオリジナル・スピングルムーヴをつくることができる。

アッパーとソール、その間に入るフォクシングテープの3つのパーツを選んで組み合わせる。展開サイズはS(24.5㎝)~XL(28.5㎝)。

イベント情報
<スピングルムーヴ>パターンオーダー会
□9月11日(水)~16日(月)
■価格:21,000円+税から
■お渡し:約3カ月後


Pantofola d’Oro/パントフォラドーロ



PCを使ったカスタムオーダーで、わかりやすく。

レスリングシューズやサッカーシューズなどがルーツの、イタリアの老舗スニーカーブランド。ISETAN 靴博では同ブランドの「カスタムオーダー」サービスを展開。人気のモデル「TSL20」と「90LV」の2型から選び、アッパー各部、ライニング(スムースレザー・スエードレザー)、ソール、アイレット(TSL20 のみ)、シューレ
ースなどをPC 上で好みにカスタマイズして、簡単にオーダーできる。

世界各国で開催され人気を博したメイド・トゥ・メジャー。納期は1月中旬予定。¥30,000+税

SUPERGA/スペルガ



全15色からハトメをカスタマイズ。

イタリアを代表するスニーカーブランド、そのマスターピースモデル「2750(ホワイト)」を使った「アイレットカスタムイベント」が開催。カスタムするシューズのサイズを選び、次に15 色あるハトメから選んで、自分でシューズにつけていくDIYイベント。アイレットでかなり印象が変わるのが面白い。ワンアンドオンリーのプレゼントやペアでカスタムするのもいいかもしれない。

作業時間は15分程度だが、アイレット選びに時間がかかりそうだ。¥7,200+税

Hiko Mizuno College of Jewelry Shoemaker Course
(ヒコ・みづのジュエリーカレッジ)



明日の靴業界を担う学生たちのクリエーション。

専門学校「ヒコ・みづのジュエリーカレッジ」のシューメーカーコースは、設立以来、靴業界を担う人材を多数輩出してきた。ISETAN 靴博では、現在同コースに在籍する学生たちが手がけた作品を展示。粗削りながらも独創性あふれる靴は見ているだけでも楽しく、触発されるものがある。

デザインから製靴技術、スニーカーからクラシックシューズまで、幅広く学ぶそうだ。

H. Katsukawa/エイチ・カツカワ



今だから選びたい「ニベレザー」の靴。

肉面に近い、通常は革にならない部分あえてなめした「ニベレザー」。毛羽立て不均質な表面を持つこの革に美を靴に仕立てるデザイナー、勝川永一氏。のブランド『エイチ・カツカワ』の、レザーの靴のオーダー会が開催。まずはにとって、その豊かで自然な質感を味てみたい。

エイチ・カツカワ 
ニベレザーシューズオーダー会
日程:9月15日(日)、16(月)
会場:ISETAN靴博2019内
モデルはフルブローグと
ダブルモンクの2型
展開サイズは
24~29(0.5㎝ピッチ)まで
納期約3か月、
価格 ¥64,000+税

Nao Yokoo/ナオ・ヨコオ



クラシックを超えた、新しいオーダーシューズ。

ハンドメイドシューズの靴づくりを修めたのち、独立して独自のオーダーメイドシューズを展開する靴職人の横尾直氏(写真)。クラシックな靴のディテールや技術を使いながらも、アヴァンャルドな存在感を備えた靴は、他に類を見ない唯一無二の魅力がある。ISETAN 靴博でその世界に触れることができる。

靴職人・横尾 直オーダー会
日程:9月15日(日)、16(月)
会場:ISETAN靴博2019内
納期約1年、セミオーダー¥200,000+税~、
フルオーダー¥400,000+税~

*価格はすべて、税別です。

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メンズ館地下1階=紳士靴
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