英国産を頑に貫くジェントルマンのアクセサリー

どれだけテクノロジーが進化しても時間と手間をかけて高みへと達した匠の技術と、それがもたらす普遍の“美”は、人々を魅了しつづける。ここでは、絶えることなく受け継がれる名品の所以をひもとく。


<ドレイクス>
ネクタイ 各20,520円
■メンズ館1階=ドレスシャツ・ネクタイ
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マイケル・ドレイクが1977年にロンドンのクラーケンウェルで設立したドレイクス。創業当時は、ウールやカシミヤのマフラー、スカーフなどを主に製造していたが、それらは瞬く間に絶賛され、著名ブランドから生産を依頼されるようになる。80年代の半ばになるとネクタイづくりでも頭角を現し、英国紳士のなくてはならないブランドの一つとして認知された。また、ネクタイに関しては、頑なに自社生産する姿勢にも、国産を愛するジェントルマンたちから高い評価を得ることとなる。

2010年にドレイク氏が引退すると、長年ものづくりを共にしたマイケル・ヒル氏がその哲学を受け継ぎ、クリエイティブ・ディレクターに就任。翌年にはクリフォードストリート3番地に、ブランドとしては初となる小売店をオープンさせている。

代表的なドレイクスのネクタイは、50オンスのツイルやグレナディン生地(主に綿や絹などの強撚糸をからみ織りで織った生地)を使用。その美しい光沢は、エレガントな柄と相まって、世界中の紳士のVゾーンを華やかに、そしてラグジュアリーに彩りつづけている。

*価格はすべて、税込です。

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