2019.02.11 update

"あのブランド"の古着再生プロダクトがついに発売

2018年のオープン15周年を記念したさまざまな取り組みを経て、唯一無二の圧倒的な存在“PEERLESS STORE”を目指す新たなフェーズへと突入した、2019年春夏の伊勢丹新宿店メンズ館。7階=オーセンティックウエアでは、昨年取り扱いを開始したヴィンテージクローズが大好評。多彩な実力派デザイナーとのコラボレーションによる「リプロダクトプロジェクト」がスタートする。



 

<Levi's® Authorized Vintage>デニムジャケット27,000円、デニムパンツ19,440円
■メンズ館7階=オーセンティックウェア
*3月6日(水)より展開


進化し続ける最先端の”オーセンティック”を模索するべく、大胆に生まれ変わった7階=オーセンティックウエア。昨年秋からはアップサイクル、サステイナブルという観点からヴィンテージクローズの取り扱いも開始し、大きな反響を得ている。

この持続可能なファッションを意識したアップサイクルというアクションは、デニムウエアのリーディングカンパニーである<リーバイス®>も積極的に実践するもの。ブランド自身で1980〜90年代のヴィンテージを回収し、クリーニングやリペアを行って再販する「Levi's® Authorized Vintage」という“公式古着”が、すでに国内の直営3店舗とイセタンメンズで展開されているのだ。

左/<モヒート>ジャケット86,400円
右/<エンジニアードガーメンツ>86,400円
■メンズ館7階=オーセンティックウェア
*3月6日(水)より展開


そんな「Levi's® Authorized Vintage」を素材に、イセタンメンズが注目する“アメリカ”に精通した実力派デザイナーが“再創造”を行うという特別企画、「リプロダクトプロジェクト」がいよいよ始動する。<エンジニアードガーメンツ>の鈴木大器氏はアヴィエイタージャケットを、<モヒート>の山下裕文氏はノーカラージャケットを提案。どちらもトレンドを踏まえたアイテムで、春夏のワードローブにマッチする傑作だ。

ボトムを手掛けたのは、<スロウガン>や<オーベルジュ>を主宰する小林 学氏。501®をベースとし、写真左は前後で異なる素材をドッキングさせたワイドテーパードモデルで、テーラードジャケットとの相性も抜群。年齢やスタイルに合わせてさまざまな着こなしが楽しめる。

<オーベルジュ>デニムパンツ28,080円から
*仕様によって価格が異なります
■メンズ館7階=オーセンティックウェア
*3月6日(水)より展開


右側の2本は、「都市」というテーマの下にカスタムされたもの。写真中央は「ロンドン」をイメージし、膝のダメージやアニマル柄の裏地でパンクなマインドを表現。また女性も穿けるサイズ感となっている。写真右は、「パリ」のアパルトマンがイメージ。壁紙を思わせる花柄の裏地をあしらうなど、シックで大人っぽいエスプリの効いたルックスが特徴だ。どちらも腰にはヴィンテージのタッセル飾りを付けた。100年前のカーテン用タッセルをアクセサリーにアレンジするというアイデアが、いかにもアンティークを愛する小林氏らしい。



かつてサイズ調整をするための“ソリューション”に過ぎなかったカスタマイズは、いまやファッションにおける芸術性や独自性を“表現”するための手段へと昇華している。サステイナブルであると同時にファッショナブルという高度で新しい提案に、今後も期待していきたい。



 

Photo:Tatsuya Ozawa
Text:Junya Hasegawa(america)


*価格はすべて、税込です。

お問い合わせ
メンズ館7階=オーセンティックウエア
03-3352-1111(大代表)