【ニットアイテム編】

コートなどと同じく力を入れて、強くブラッシングする。イシカワのブラシは柔らかいのにコシがあるため、表面が毛羽立つのではないかという心配は無縁だ。



「毛玉を抜いたり、ハサミで切ったりする方がいらっしゃいますが、それらはニット製品の生地を薄くしてしまう原因です。毛玉は単に糸がからまっただけのこと。丁寧にブラッシングをして、毛玉をほぐせばよいのです」と石川氏。 


【ブラシも時々いたわって】

通常のお手入れは、使用後に指の腹でやさしく撫でれば、ホコリは自然に落ちる。どうしても、ブラシの根元が気になるようであれば、「先の尖ったクシですくと、溜まっているホコリを落とせます」




【ハンガーにもこだわりを】

せっかく上質なブラシでお手入れしたのだから、保管の際のハンガーも、よいものを選びたい。


<ナカタハンガー>ハンガー
左:8,000円+税 ご購入はこちら
右:12,000円+税 ご購入はこちら

右のハンガーは木の部分が一本の木から削り出されているため、継ぎ目がなく、長年使っていても劣化が少ない。またパンツをかける部分が固定されているため、比較的丈夫だ。
左のハンガーは、「顔」と呼ばれる部分に厚みをもたせている。いずれも、肩が立体的に作られていて、コートなどの重衣料も掛けられる。

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有限会社イシカワ 石川和男氏
1942年宮崎県生まれ。大学卒業後、会社勤めを経て、ブラシ製造会社へ。1988年に独立。40年近くブラシづくりにたずさわっている。

*価格はすべて、税込です。


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メンズ館8階=イセタンメンズ レジデンス
03-3352-1111(大代表)