2018.01.03 update

<イシカワブラシ>|CARE OF WOOL ITEMS――ウール製品のお手入れ(1/3)

なにげなく、シーズンの終わりにクリーニングに出しているウールのアイテム。こまめなブラッシングでケアすることで、アイテムが本来もっている素材感を大切にし、大事な洋服とその風合いを長く楽しむことができるのだ。
 

洋服ブラシ
上から:54,000円、108,000円、129,600円、162,000円
*商品のお渡しは、約4週間後となります。

主に、馬の尾脇毛を使用した洋服ブラシをつくるイシカワ。尾脇毛とは、馬の尾の中心部に生えている産毛。当たりの柔らかさとコシの強さがあり、筆などの材料になる高級素材だ。

「柔らかい毛だとホコリを落とせないし、硬い毛だと洋服の生地を傷めてしまいます」と矛盾めいた言葉を発した石川和男氏。その矛盾を解消するために、習字の筆をヒントに洋服ブラシを製作することにしたという。

馬の尾脇毛と呼ばれる部分の毛を採用することで、あたりが柔らかくて、コシが強いブラシを実現。「ドライクリーニングを減らし、ブラシを用いることで、洋服の風合いを長く楽しむことができます」と石川氏は語る。

ドライクリーニングは、不特定多種の汚れを落とすため、デリケートな洋服も強い溶剤にさらすことになり、動物の毛が本来もっている脂分を落としてしまうこともあるとのこと。

「やさしくブラッシングするのは間違い。生地の奥まで届くよう、力強くブラシをあてるのがポイントです」と石川氏。「お出かけの前は上から下にかけてください」とのこと。

「素材の特性をよく把握し、食べこぼしを付けたときは、すぐに濡れたタオルやおしぼりで拭き取り、シーズンの終わりに、衿や袖まわりなど肌に直接触れる部分を水拭きして、ブラッシングし、風を通すことをおすすめします」


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