【第9回】世界三大生地産地のひとつ、尾州地区

みなさまこんにちは。突然ですが、尾州という生地産地はご存じでしょうか?
愛知県の一宮市、稲沢市、津島市、江南市、 名古屋市と岐阜県羽鳥市を中心とした日本最大の毛織物産地で、国内生産量の8割を占めており、 イタリアのビエラ、イギリスのハダースフィールド、日本の尾州が世界三大生地産地と称されるほど世界的に知名度の高い生地生産地区です。
世界共通で良い生地産地の近くにあるものが“水”です。 イタリアのビエラはアルプス山脈の麓に位置し、良質な水のもとにはエルメネジルドゼニア・ロロピアーナ・カノニコ、 イギリスのハダースフィールドはコルネ川とホルム川の合流地点に位置しテーラー&ロッヂ・エドウィンウッドハウス、 ウィリアムハルステッドがあります。同じように日本の尾州地区には一級河川の木曽川があり、木曽川の水が糸、織物の染色と仕上げに適した軟水のため尾州地区の生地産業は大きく発展しました。

そこで今回はそんな尾州地区から“中伝毛織”という織屋さんが織った生地で仕立てたスーツやスラックスをご紹介します。



上の写真は三越伊勢丹オリジナル企画でつくったウール100%のギャバジン生地を使用したスラックスと 同素材のスーツです。ギャバジンには耐久性、光沢感、適度なハリコシによる独特なドレープ性が特徴ですが、ナチュラルストレッチという自然な伸縮性を持たせ、着心地の良さを向上させました。

<イセタンメンズ>スラックス 28,080円(税込)
<イセタンメンズ>スーツ 71,280円(税込) 
 メンズ館5階=ビジネスクロージング



ツイード素材と聞くと、“かっこいいけどチクチクする”というイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?こちらのツイードの生地は糸をつくる段階で手を加え、従来の“肌触り”という部分を大きく改善しています。ハードな風合いを残しながらもソフトの着心地を実現させました。特に肌に直接触れるスラックスは、履いていただくと大きな違いを感じていただけるはず。 

<ピータージョンストン>スーツ 140,400円(税込) 
 メンズ館5階=ビジネスクロージング


次回も引き続き尾州のご紹介をします。