2021.05.04 update

【特集】“長く愛されるモノを作りたい”拘り抜いた本物志向の<ダニエル&ボブ>の魅力とは


イタリア創業のレザーバッグブランド<ダニエル&ボブ>。高い技術を持った職人と、開発から携わっている素材によって作られる洗練されたデザインのバッグを数多く輩出してきた。ブランドを代表する素材、「RODI」は独特な風合いと経年変化が楽しめて、永く愛用しているファンの方が多い。今回は、そんな<ダニエル&ボブ>の魅力について迫る。


  1. 【ヒストリー】きっかけはベルトから
  2. <ダニエル&ボブ>3大魅力とは・・・
    1. 【クラフトマンシップ編】 妥協のない職人たちの圧倒的な「クラフトマンシップ」
    2. 【デザイン編】本物志向に愛される独自の「デザイン」への追求
    3. 【素材編】開発から携わる「素材」で表現できる世界
  3. 【素材バリエーション】多彩な魅力を放つ、開発された「素材」の数々
  4. 【アイテムクローズアップ】伊勢丹メンズで人気のプロダクト3選!



三越伊勢丹オンラインストアで<ダニエル&ボブ>の商品一覧を見る



【ヒストリー】きっかけはベルトから

1960年代後半、世界的ヒッピームーブメントの中、地元フェラーラ大学に通う仲間の一人が友人宅のガレージで友人達の為に作り始めたハンドメイドのベルトが<Daniel&Bob/ダニエル&ボブ>の始まり。口コミでリクエストに応えてアイテムが広がり、現在では、バッグ、財布、レザーアクセサリーと、こだわりのレザー素材を使用したアイテムを展開している。



創業者のAndrea Bortolotti氏の、“自分の感性に合うものだけをじっくり選び、シンプルな生活を楽しむような人に長く愛されるモノをつくりたい。そして、それを手に入れることによって、自分のスタイルを再発見出来るようなモノを提供したい。”という言葉に代表されるように、情熱と真摯な姿勢でのモノ作りを継承しており、多くのファンを魅了し、現在に至る。


<ダニエル&ボブ>3大魅力とは・・・

【クラフトマンシップ編】 妥協のない職人たちの圧倒的な「クラフトマンシップ」


<ダニエル&ボブ>の高い品質は、メゾンブランドが求める厳しい基準で磨かれた高い技術を持っArtigiano(アルティジャーノ)と呼ばれる職人たちの妥協のない仕事によって支えられている。

そのルーツは<ダニエル&ボブ>が生まれた北イタリアの街フェラーラで1910年代から稼働していた大きな高級靴工場の職人達だったとされ、創業時点で既に60年以上受け継がれてきた、アルティジャーノやTecnico(テクニコ)と呼ばれる加工機器の職人達の知識や技にある。創業者のAndrea氏に共感してモノ作りに加わった彼らの技術は、品質を一気に引き上げ<ダニエル&ボブ>がそのアイテムや、生産性を拡大する大きな原動力になった。


自らの技をも革新してゆく職人たちの飽くなき探求心により、イタリアのトップエンドのモノ作りは受け継いできた伝統の技に留まらず、技を助ける工作機器のテクノロジー、それらの機器を使いこなし、更にそうした機器をカスタムして独自の仕様を加えることで、進化を続けているのだ。


―――手にしっくりと馴染むハンドル作り

「ジルハンドル」と呼ばれる、ブリーフに使われるハンドルは、技の継承と進化によって生まれたもの。一切芯地を使わない3層のレザーを手縫いで仕上げた肉厚のハンドルは握ると手になじむように計算されており、Costa(コスタ)と呼ばれるエッジ部分は、職人たちが満足するまで何度も磨きと塗りを繰り返すことで滑らかに仕上げられている。肌に直接触れる部分で、持つ人の感覚を大きく左右するハンドル部分の触感は、握る度に感じることができる職人の技が凝縮されている。



―――職人の技が引き立つ一枚仕立て

<ダニエル&ボブ>の代名詞とされる一枚仕立ても同様に、職人たちの技があるからこそ魅せることのできるもの。裏地や芯地を使わず、縫製箇所を隠さない一枚仕立てでは、素材の種類やパーツの箇所によってその薄さや縫い代を削る幅、角度が細かく設定され、パーツの精密な仕上りがより重要になるのだ。



職人たちはパーツの仕上りを確認しつつ、作業の途中でも機器を細かく微調整する事で、また時には機器そのものをカスタマイズする事でこれを可能にし、内部まですっきりと見えつつ、素材の特徴を最大限に生かした軽やかな仕上がりを可能にしている。


【デザイン編】本物志向に愛される独自の「デザイン」への追求

<ダニエル&ボブ>におけるデザインは、クリエィティブでありながら、機能的で使いやすく、飽きのこないシンプルなものだと考えられている。この独創的かつ普遍的な魅力のあるデザインを生み出すために、試行錯誤が幾度も繰り返されている。


デザイナーは工場が見えるアトリエで素材に触れながら発想し鉛筆を走らせ、職人は伝統に裏付けられた技術を背景にしつつも小さな発明やあたらしい提案を加えながらプロトタイプを作り、さらに検討を重ねる中で、アイデアが刺激され、デザインが生み出されているのだ。


【素材編】開発から携わる「素材」で表現できる世界


<ダニエル&ボブ>のあるフェラーラは、天然原料を使ったベジタブルタニングレザーの聖地ともいわれるフィレンツェ郊外のサンタクローチェ、そして発色や物性に優れたクローム加工に秀でたベニス近くのヴィツエンツァというイタリアを代表するレザーの2大産地から何れも2時間半ほどの中間に位置している。



両地域のタンナーだけでなく、地域に点在する染工所、プリント、仕上げなど革加工のさまざまな工場とのつながりから、“素材”自体を開発している点は、真摯なモノ作りを追求してきたからこそ。彼らとの共同開発や、時には自ら素材や加工の組み合わせの試行錯誤を何シーズンもかけて繰り返す事で開発される素材達はその多くがエクスクルーシブ素材もしくは、オリジナルの自社開発素材であり、<ダニエル&ボブ>でしか表現することのできない世界。使えば使う程、経年変化も楽しめる素材は、表情を変えながら人々を魅了する。



【素材バリエーション】多彩な魅力を放つ、開発された「素材」の数々

<ダニエル&ボブ>の財産とも言える素材は、さまざまな種類が登場している。中でも人気の素材と新しく登場した5つの“素材”をクローズアップしてご紹介しよう。

独特なシワ加工と風合いが愉しめる「RODI(ローディ)」



目にしたことがある方も多い、「RODI (ローディー)」はサンタクローチェ地方ならではの天然素材のみを使って鞣すベジタブルタニング(草木鞣し)と呼ばれる製法で職人たちの手によって作られ、この製法を取り入れた信頼あるタンナーのみが加入を許されるイタリアベジタブルタニング(草木鞣し/染め)協会をリードする協力タンナーとの共同開発により、<ダニエル&ボブ>だけが使用する事のできるエクスクルーシブ素材。

ハンドペイントの様子

手作業によって時間を掛けて定着させるイレギュラーなシワ加工が施された素材は、更にpinto a mano(ピント・ア・マーノ)と呼ばれるハンドペイントによってその独特の深い味わいと色合いに仕上げられている。この独特の風合いは、更にベジタブルタニングの経年変化により使い込んで頂くほどに手に馴染み、色目や艶の変化を愉しめる。


オリジナルのダブルフェース素材「ALCE accopiato(アルチェアコピアート)」



シュリンクレザー「ALCE(アルチェ)」に高級感のあるスウェードを貼り合わせ、ダブルフェース素材としたのが、オリジナルの「Alce accopiato(アルチェ・アコピアート)」。ヴィツエンツァ地域の定評のあるタンナーで作られるこの素材は発色も綺麗で安定しており、柔らかく傷も目立ちにくく毎日気にせず使って頂ける素材。メンテナンスの容易さから多くのメーカーでも取り扱われるこのシュリンク素材にスウェードを貼り合せる事で、表面の柔らかさを生かしつつ、ハリのある素材感を実現させている。

更に、スフォデラートという軽さを求めるために芯地を使わず、裏地で縫い目も隠さない一枚仕立ての製法を取り入れる事で、柔らかいのにコシがあり、そして軽いバックに仕立ている。品良く、スタイリッシュな印象を与える素材で、性別を越えて人気の素材。



愛情を持って育てたい、ハリのあるデリケートなレザー「ALICANTE(アリカンテ)」




創業時に使っていたクラシックなバケッタレザーを、レシピの改良により、よりしなやかに、深い色目を可能にした素材。ナチュラルな革の表面はちょっとしたこすれや、光にも反応するデリケートな素材だが、愛情を持って手入れする事で、それらの傷や経年変化によって徐々にでてくるおさえた艶は、飴色のニュアンスを色に加えながら革に馴染み、味となっていくのを愉しめる。

伝統的な製法で作られたこのレザーはその堅さから作れるモデルが限られるが、この素材のハリのある特性を生かし、全てのこの素材のモデルを伝統的な一枚仕立ての手法を使いつつ、モダンでシンプルなデザインに載せる事で、オブジェの様な魅力ある形へと仕上げている。ハリのあるバケッタレザーを縫うために開発された特殊なミシンならではの造形や、ベルト工場として磨き上げられたコバ仕上げの美しさが活かされているのもこのラインの特徴。

新素材は軽さ・機能性に長けた「WAXY CANVAS(ワクシ―キャンバス)」



ワックスの様な鈍い光沢をもつPUコーティングの新素材コットンキャンバス。撥水性がある上にハリがあり、一枚仕立てで作られていて、その抑えた光沢感と見た目以上の軽さがポイント!止水ZIPや要所を締めるブラックのレザートリミングの質感とのコンビネーションが新鮮な新たなライン。



帆布×レザーによる新たな世界「CLASSIC CANVAS(クラシックキャンバス)」



長く取引のあるミラノ近郊の綿工場で織られる厚手の帆布を、Cuoio素材で要所をトリミングしたスポーツライン。一枚仕立ての手法でつくられておりライニングを使わず、非常に軽く仕上げられているが、ハンドルやコーナー部分等、耐久性の求められる箇所にはしっかりと厚みを取ったCuoio素材が使われており、<ダニエル&ボブ>の質感と、軽さが両立されている。


【アイテムクローズアップ】伊勢丹メンズで人気のプロダクト3選!

素材・デザインで多様な展開の<ダニエル&ボブ>。今回は、中でも伊勢丹新宿店メンズ館で人気のプロダクトをご紹介。シーンやスタイルに合わせて持つバッグを選ぶ楽しさも!

1.トートバッグ LEVIN


ダニエル&ボブ
トートバッグ (型番:レビン45 RODI)(牛革/高さ32cm、横幅45cm、マチ12cm )96,800円 商品を見る
□伊勢丹新宿店メンズ館地下1階 バッグ/三越伊勢丹オンラインストア

ビジネストートの定番として人気のの「LEVIN(レビン)」をより「RODI」の表情が活きるように一枚パネルにアップデイト。<ダニエル&ボブ>のアイコン的な素材とも言われる「RODI」は、伝統的なベジタブルタニングと呼ばれる天然素材だけを伝統的な手法を使い、多くの手作業の行程を経て生み出されたオリジナル素材。独特のシワ感と、手塗りによって得られる深い色目と艶感が魅力。

素材だけでなく、3ルームの両サイドをZIP仕様とした使い勝手の良さや、容量のある肩掛けトートブリーフの特徴もお客さまから支持される理由。一回り小さいA4サイズも展開しており、使い方やシーンに合わせてお好みのサイズをセレクトしてほしい。

2.ショルダーバッグ JASMINE

 <ダニエル&ボブ
ショルダーバッグ (型番:ジャスミンS RODI) (牛革/高さ20cm、横(最大)39cm、横下部27.5cmマチ9cm、ショルダー長さ92-55cmハンドル高さ21.5cm )68,200円 商品を見る
□伊勢丹新宿店メンズ館地下1階 バッグ/三越伊勢丹オンラインストア

定番のアイコンモデル「JASMINE(ジャスミン)」のサイズバリエーションで、伊勢丹新宿店・三越伊勢丹オンラインストア別注として、ボディバッグとしても使えるミニサイズを展開。芯まで革を使って作られ、何度も磨き、塗りの工程を重ねられたハンドルは、はじめがっしり、使ってゆくにつれて手に馴染み、”育つ”「ジルハンドル」。持つたびに、いいモノ買ったと満足いただけるだろう納得のタッチ。「RODI」ならではの味も使い続けることで”育ち”、愉しみ続けることのできるアイテム。正に永く使い続けて頂けるものを提供したい、というブランドポリシーを体現したモデル。




3.トートバッグ PENELOPE

 <ダニエル&ボブ
トートバッグ (型番:ペネロペ) (牛革/高さ33cm、横上部40cm、横下部32cm、マチ14.5cm 持ち手高さ24.5cm、重さ1110g)77,000円 商品を見る
□伊勢丹新宿店メンズ館地下1階 バッグ/三越伊勢丹オンラインストア

一枚仕立ての作り、デザインポイントにもなっているサイドの磨き上げられたコバ等、こだわりが随所にみられるモデル。サイドが跳ね上がった船底タイプのデザインで、A4が横にはいるのにすっきりと見えるスマートなデザイン。スウェードを貼り合わせた”柔らかいのにハリがある”シュリンクレザーのダブルフェイス素材も上品で、使ってゆくうちにいい感じのクッタリ感が出てくるのも永く使う愉しさ。発色の良さと、クロームタニングのシュリンクレザ―ならではのお手入れのしやすさ、傷が目立ちにくい所も◎。


職人たちの技術・デザイン・オリジナルの素材に、魅力溢れる<ダニエル&ボブ>のバッグの数々。ぜひ手に取って実感してほしい。


三越伊勢丹オンラインストアで<ダニエル&ボブ>の商品一覧を見る



Photo&Text:ISETAN MEN‘S net

*価格はすべて、税込です。

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