ISETAN靴博2019アンバサダー&テーマソングを担当する、andropに聞いた「感性と靴」。

今年でデビュー10周年のアニバーサリーイヤーを迎えたバンド「androp」。時代を捉える鋭い感性と深い音楽性を持つ彼らに、ISETAN靴博を彩る靴たちと向き合ってもらった。彼らの選択とは?



androp(アンドロップ)

内澤崇仁、佐藤拓也、前田恭介、伊藤彬彦による4人組ロックバンド。2009年12月に1stアルバム『anew』でデビュー。これまでに11枚のシングル、10枚のアルバム(ベストアルバム含む)をリリースし、映画やドラマ主題歌、CMソングも数多く手掛けている。今回のISETAN靴博ではアルバム『cocoon』収録の「Kitakaze san」がテーマソングに選ばれた。


ISETAN靴博2019の公式アンバサダーであり、テーマソングも手がける4人組のバンド「androp(アンドロップ)」。ロックを軸にポップスからエレクトロニックミュージックまでを包含する多彩な音楽性は、靴の多様性を具現化するISETAN靴博と共鳴している、そんな彼らが、ISETAN靴博で展開の靴と対面、直感でピックアップしてもらった。

フロントマンの内澤崇仁さんが手に取ったのは、マグナーニのイエローカラーのパイソンを使ったスニーカー。パイソンは未知の素材だからあえて選んだそう。「こんな靴が似合うようになりたいですね、靴に負けないように」と内澤さん。

ギターの佐藤拓也さんはクロケット&ジョーンズのコードヴァンを使ったホールカット『アレックス』をチョイス。「あのスパイが劇中履いていたモデル、というのがポイント」と理由を語る。色はストイックな黒で。

ベースの前田恭介さんは、自身でもいくつか高級既製靴を所有する靴好き。「リアルに欲しい靴」と選んだのはエドワード グリーンの『ドーバー』リッジウェイソール。前田さんは最近英国に傾倒しているとも。

ドラムの伊藤彬彦さんが選んだのはコードヴァンを使ったチャーチの『シャノン』。自身の足の形や服装に合うものとして、ラウンドトウのこのスタイルが目に入ったそう。

それぞれ個性がありながら、選ばれた4足にはどこかハーモニーを感じる。さすが10周年を迎えたバンド、なのだった。


自分にとって未知なパイソンという素材に惹かれる。───内澤崇仁
 


選んだ靴●<マグナーニ>パイソンレザースニーカー

やっぱりこの見た目ですね。ステージ映えしそうな色で、遠くからでもだいぶ目立ちそう。これが似合う男になりたいなと、靴に負けないように。エキゾチックレザーの靴は持っていないのですが、自分にとっては未知の素材すぎて、すごく惹かれます。

Takahito Uchisawa
ボーカル、ギター担当。andropのほとんどの楽曲の作曲・作詞・編曲を担当している。またAimerや上白石萌音といったアーティストへの楽曲提供やプロデュースも行う。 


男の憧れが履いた靴はシルエットが美しい。───佐藤拓也


 


選んだ靴●<クロケット&ジョーンズ>「アレックス」ブラックコードヴァン

理由は、あのスパイ映画の主人公が劇中履いていたと聞いたからです。男の憧れですから。シルエットがきれいですよね。さらに一枚革もかっこいい。スーツで、ビートルズみたいな感じでもいいかもしれません。色は黒がいいと思います。


Takuya Sato
ギター、キーボード担当。


リアルに欲しい英国らしさ溢れる靴。───前田恭介


 


選んだ靴●<エドワード グリーン>「ドーバー」ラスト32

革靴はかなり履いたんですが、エドワード グリーンを手にする機会がなくて、興味があります。これは色も形もベスト、使い勝手を考えてリッジウェイのソールのものを。ここ数年英国に傾倒していて、英国系の服も多いので、靴も英国ものがいいかなと。

Kyosuke Maeda
ベース担当。サウナ好きで、フィンランド政府観光局認定のサウナアンバサダーも務める。


丸みあるシルエットが自分に合っていて。───伊藤彬彦

 


選んだ靴●<チャーチ>「シャノン」コードヴァン

この靴は丸っこくポテッとしているので、骨ばった自分の足でも履きやすそうだなと思いました。また、普段着ているようなカジュアルな服装に合いそうだなとも。バーガンディのコードヴァンも、こういう色が好きなので、かっこいいと感じました。

Akihiko Ito
ドラム担当

phot:Hirotaka Hashimoto
Hair&Make-up:Maki Sakate(vi’s)
Text:Yukihiro Sugawara

*価格はすべて、税込です。

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