シャフトの種類 左/金属、右/木製
*全て参考商品です。

シャフトの種類で印象が変わる



長傘の印象がガラッと変わるのがシャフト、つまり軸になる棒の種類です。
まずは金属のパイプ製のメタルシャフト。こちらは細さの割りに強度があり、生地を巻いた際にビシッとシャープな印象になるのが特徴です。

木製のシャフト
にはハンドルと一体化していないものと、完全に一体化したものの二種類があります。前者には狂いの少ないオークやチューリップウッド(ユリノキ)などが主に用いられ、後者はハンドルの部分と同じ木材が使われ、ハンドルの先端から底の石突まで継ぎ目が一切なく同じ素材となります。メタルシャフトのものに比べると重厚な印象になり、ハンドルから石突きまで継ぎ目のない素材を使用したものは存在感抜群です。
なお、最近では軽量化を目的とし、シャフトにカーボンファイバーやグラスファイバーを用いたものも登場しています。こちらは大きめの傘が必要な方に向いています。


傘の親骨本数の変化。左から12本、10本、8本
*全て参考商品です。

傘の使い勝手を決める親骨の長さ・素材・本数



そして、長傘の雰囲気を最終的に決定付けるのが、親骨の長さと本数です。
例えば親骨の長さ、これは長傘全体の大きさにほぼ直結します。日本のものは男性用では60cm前後のものが多く、65cm以上になると大型の傘になるので体格の良いかた向けです。

続いて素材。かつては鯨の骨なども使われていたようですが、今日最も一般的なのは、強度としなりのバランスに優れた鋼材です。ただし、大型の雨傘には軽量化を狙い、ここにもカーボンファイバーやグラスファイバーを用いる商品が増えています。

そして本数も重要。一般的なものは8本ですが、10本や12本、そして和傘とイメージが重なる16本などがあります。因みにこの本数が多いほど開いた時に真円に近くなるので、親骨の長さに対し、覆える面積が広がるのを覚えておきましょう。