伊勢丹メンズ館のリモデルオープン1週目の16日(土)と17日(日)には、イタリアのモノづくりを象徴するスーツ、シャツ、タイの新鋭4名が同時に来日。それぞれのサルトが個性溢れる手仕事で魅せながら、トータルでコーディネートすれば「ナポリ仕立て」のトータルルックに昇華する様を目の当たりにすることができる。

 

<アルフォンソ シリカ>スーツ361,800円


<アルフォンソ シリカ>は伊勢丹メンズ館が今季初めて展開するサルトリア。裁断へのこだわりは並みならぬものがあり、多くのサルトと違いCADを導入して1ミリの狂いもなく生地を切り出すのだが、これを一度寝かせてから改めて型紙に当てはめて微調整を行うのは伝統的なサルトの技法を受け継ぐがゆえ。ハンドの縫製を多用しながら品質の整った仕立て服は、21世紀のサルトリア・ナポレターノならではの魅力に溢れるものだ。


<ヴァナコーレ>シャツ28,080円


<ヴァナコーレ>はイセタンメンズでは9ポイントハンド仕様のシャツが話題のカミチェリア。ナポリを代表するシャツ工房から独立した職人達が立ち上げた小規模な工房だが、その実力は折り紙付きだ。今回の初来日では、若き代表のサルヴァトーレ氏が、生地選びから、仕様の提案、採寸を行うオーダーイベントを開催。トーマス・メイソンやシクテスなど名門メーカーの生地が用意されるほか、やや長めのレギュラーカラーやボタンダウンなど、一見クラシックだが新鮮に映える衿型を打ち出していく。


<スパッカ ネアポリス>タイ20,520円


若干20代でタイブランドを立ち上げたニコラ・ラダーノ氏は、ファッションスナップでもお馴染みのウェルドレッサーであり、SNSでも注目されているメンズファッション インフルエンサーだ。ネクタイコレクターだった父と祖父のアーカイブをベースに、自身のタイブランド<スパッカ ネアポリス>を設立。伊勢丹メンズでも、豊富なコレクションを展開している。<ヴァナコーレ>とは工房がご近所ということもあり、ラダーノ氏監修のもとイセタンメンズが別注したロングポイントの衿型シャツが用意されている。


そのためシャツは<ヴァナコーレ>を、それに似合うタイを<スパッカ ネアポリス>で注文するという、まるでナポリにいるかのようなオーダーが、ここ日本でもできるのだ。

さらに、イタリアの人気レザーブランド<ステファノ・アイモネ>のオーダー会も同時開催。"サルトリアレザー"ともいわれる着心地とディテイルに拘る同ブランドだが、本オーダー会では通常取扱いのないモデルや、エクスクルーシブ生地なども用意。他にはない美しいレザーに出合える貴重な機会となる。


オーダー会情報


□3月16日(土)・17日(日)

<アルフォンソ・シリカ>ス・ミズーラ会

■価格:ジャケット324,000円(から、スーツ378,000円(から、コート378,000円から
■お渡し:約6カ月後から

<ヴァナコーレ>オーダー会

■価格:オーダーシャツ37,800円から
■お渡し:約3カ月後から

<スパッカネアポリス>ス・ミズーラ会

■価格:3つ折りタイ20,520円から、7つ折りタイ31,320円から、チーフ6,480円から
■お渡し:約3カ月後から

<ステファノ アイモネ>ス・ミズーラ会

■価格:レザージャケット248,400円から
■お渡し:約3カ月後から
 

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