2019.03.08 update

今こそ、リアリティあるクラシックスタイルを── バイヤーが提唱する「トラディショナルミックス」とは（4/4）

翌週、23日（土）、24日（日）は"ネオ"クラシコをリードする8ブランドが一堂に会するスペシャルな週末。錚々たる顔ぶれのファッショニスタが伊勢丹メンズ館に集結。それぞれが今回の来日にスペシャルなオーダープログラムや当日しか買えないアイテムも用意していて、世界でも類を見ないポップアップを展開する。

＜タリアトーレ＞と＜PT01＞はブラックツイルの同じ素材で、コラボレーションスーツを仕立てることができるという。＜タリアトーレ＞は「ピーノライン」と「モンテカルロ」のジャケットを、＜PT01＞は新定番の「ジェントルマンフィット」をセットアップ。仕立て上がりには両者のネームタグが付けられるという。また＜タリアトーレ＞では、ローンチしたばかりのレザーコレクションから2019年秋冬の新作を世界でも先駆けて予約を受け付ける。先のピッティでも話題を集めたレザーコレクションは一見の価値ありだ。

“モデナの怪人”の異名をもつ＜ガブリエレパジーニ＞のトランクショーは伊勢丹初。限定品のストックファブリックのほか、「異世界の城」といわれる彼の店から、選りすぐりのアイテムたちが持ち込まれるという。

また、柔らかいナポリ仕立ての代表ブランド＜デ・ペトリロ＞、イセタンメンズ初登場の＜ティトアレグレット＞、毎シーズン特徴あるコレクション提案で話題を振りまく＜エルネスト＞からは新レーベル「ERNESTO×GFB」がローンチされるなど各ブランドのオーダー会も見どころ多し。

＜ザ・ジジ＞ジャケット113,400円

＜ザ・ジジ＞のピエルイジ・ボリオリは、今季のショーピースである8つボタンダブルの「ジギー」を4着限定で用意。ミックススタイルに定評のあるアレッサンドロ・スクアルツィ氏率いる＜フォルテラ＞は、2019秋冬コレクションが先行で登場するなどポップアップも見逃せない。

さらに、23日（土）は、8階のカフェリジークにて18時からレセプションが開かれる。上掲ブランドの各デザイナーやディレクターも参加するパーティイベントは、本国でも類を見ないものだ。ゲストに『LEON』編集長・石井洋氏を迎えてのトークショーを交えながら、世界的なウェルドレッサーと直で触れ合えるこの会場には50名を招待。記載のURL（https://www.isetan.mistore.jp/shinjuku/news_list/news_detail7263.html）からアクセスして応募して欲しい。サプライズゲストも予定されているので、乞うご期待だ。

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