2019.01.16 update

【2019年春夏速報⑤】名門のシャツで愉しむ、大人のビッグシルエット

この春のリニューアルを間近に控えた伊勢丹メンズ館。国内外からバイイングされたブランド&アイテムには、時代を映し出すエレメントが巧みに散りばめられていた。それはライフスタイルの多様化にともなって変化していく最新のデザイン&スタイルと、いつの時代も変わらぬ普遍の価値をもつクラシック。一見相反するようにさえ思えるコレクションだが、イセタンメンズというフィルターによって、リアルなメンズファッションの輪郭が鮮明に描き出される。

 



 


<ブルックス ブラザーズ>シャツ20,520円
■メンズ館7階=オーセンティックウェア
*2月20日(水)より展開


タイムレスでエイジレス、そしてジェンダーレスへ。あらゆる面でシームレスに進化し続ける最先端の”オーセンティック”を模索するべく、大胆に生まれ変わったメンズ館7階=オーセンティックウエア。この春、新たに打ち出すのは、ストリート感のあるビッグシルエットを採用し、昨季大好評を得たビッグアウターに続く新アイテム企画、"ビッグシャツ"だ。本物志向のブランドが手がけるゆったりフィットのシャツは、大人っぽくストリート感覚を吸収しアップデートした、現代のオーセンティックウエアそのものともいえる。

まず<ブルックス ブラザーズ>では、あえて古き良き「トラディショナルフィット」のポロカラーシャツを伊勢丹新宿店限定で展開。これは国内では一切市販されず本国でもレアな仕様で、もちろん伝統の“赤タグ”を採用している。アメリカ産の良質なスーピマコットンを使用し、ノースカロライナ州ガーランドにある自社工場で生産される、正真正銘のMade in U.S.A.アイテムだ。“ダッドシャツ”とでも呼びたくなる野暮ったいほどのゆったりとしたアームホールが、今だからこそ逆に新鮮。時代の空気に絶妙にマッチした逸品といえそうだ。


左/<ウェアハウス>デニムシャツ18,900円
右/<ブルーブルー>デニムシャツ22,680円(予定価格)
■メンズ館7階=オーセンティックウェア
*2月20日(水)より展開


白のオックスフォードの次は、デニムあるいはシャンブレーが欲しくなる。そんなアメトラ好きの思いを見透かすように、<ブルー ブルー>からはブランド黎明期のアーカイブを元に復刻された、リジッドデニムのウエスタンシャツが登場。当初はウォッシュドデニムを想定して企画されたアイテムだが、あまりに加工前の面(ツラ)が良すぎたために、急遽リジッドに変更されたという代物だ。胸ポケットにあしらわれたピスネーム(タグ)も、現行とは異なる当時のオリジナルを再現。トラディショナルなフィットに今のディテールを融合し、しばらく注目度の低かったウエスタンシャツというのが今の気分だ。

またアメリカンヴィンテージの追求において他の追随を許さない<ウェアハウス>では、「すぐに着られるヴィンテージ」をキーワードとした味わいたっぷりなシャンブレーシャツを企画。「セコハン」シリーズに通ずる長年着込んだかのようなリアルな退色は、このブランドならでは。ビッグシャツでもビッグすぎないシルエットだから、大人っぽく見えて着回しも自在。左胸のポケットにのみ本物のヴィンテージボタンを採用するなど、さりげなくも効果的な小技も注目に値する。

これらのビッグシャツはそれぞれ、ゆったりフィットに自ずとリラックス感が漂うもの。時代に合ったストリート感覚をにじませながらも、タイドアップでオーセンティックウエアらしい上品さを加味するのをおすすめしたい。



 

Photo:Tatsuya Ozawa
Text:Junya Hasegawa(america)


*価格はすべて、税込です。

お問い合わせ
メンズ館7階=オーセンティックウエア
03-3352-1111(大代表)