2019.02.07 update

【2019年春夏速報⑫】ルーツに触れる、モダンに進化し再生した“幻”のジャケット

この春のリニューアルを間近に控えた伊勢丹新宿店メンズ館。国内外からバイイングされたブランド&アイテムには、時代を映し出すエレメントが巧みに散りばめられていた。それはライフスタイルの多様化にともなって変化していく最新のデザイン&スタイルと、いつの時代も変わらぬ普遍の価値をもつクラシック。一見相反するようにさえ思えるコレクションだが、イセタンメンズというフィルターによって、リアルなメンズファッションの輪郭が鮮明に描き出される。


デビューシーズンの2003年当時に製作、わずか1型からはじまった"幻"のテーラードジャケット(スタッフ私物)

2018年のオープン15周年を記念したさまざまな取り組みを経て、唯一無二の圧倒的な存在“PEERLESS STORE”を目指す新たなフェーズへと突入する2019年春夏の伊勢丹メンズ館。“ARCHIVE(アーカイブ=記録)”をテーマに3月6日(水)からスタートする全館企画において、メンズ館2階=インターナショナル クリエーターズでは約15ブランドによる歴史的名品に“今”らしい感性を注入した復刻アイテムを限定発売。今回は2003年にデビューし、11年からはパリで、17年からはロンドンを舞台にシャープでクール、エッジィなコレクションを発表し続ける人気ブランド<ジョン ローレンス サリバン>の“幻”のジャケットをフィーチャーする。


元プロボクサーで日本ランカーにまで上り詰めたという異色のデザイナー、柳川荒士氏が手がける<ジョン ローレンス サリバン>。2003年にまで遡るその歴史は、わずか1型のテーラードジャケットから始まっているのをご存知だろうか。その“伝説”とも“幻”ともされるジャケットのひとつが、伊勢丹メンズ館限定で復刻されるというから要チェックだ。

ブランド創設以来、一貫してテーラードを軸とする力強くもエレガントなメンズウエアを提案し続けている<ジョン ローレンス サリバン>。その「原点」というべきアイテムが、この切りっぱなしで仕立てられたジャケットだ。

ジャケット106,920円
■メンズ館2階=インターナショナル クリエーターズ
*3月6日(水)より展開





ヘムや縫製部分をあえて“切りっぱなし”にし、無骨な荒々しさとアーティザナルな雰囲気をシャープなシルエットと共存させたこのジャケット。肩はソフトなドロップショルダーとし、レイヤードのように袖の裏地を長めに露出。さらに「ハリソンズ オブ エジンバラ」による上質なチョークストライプ生地を使用するなど、時代性を巧みに取り入れたアップーデートを果たしている。

柳川氏のパーソナリティにも通ずる1990年代的なパンクテイストやDIY精神を強く感じさせると同時に、ブランドのルーツと現代のトレンドが融け合う見事な仕上がりの1着となっている。

 



 

Photo:Tatsuya Ozawa
Text:Junya Hasegawa(america)

*価格はすべて、税込です。

お問い合わせ
メンズ館2階=インターナショナル クリエーターズ
03-3352-1111(大代表)