The Best and Brightest──名品礼賛|#2 "新鋭"が手がけるのは常識を超えた既製靴

移りゆく時代のなかでも、ブレない存在感を発しつづける力がある。それゆえ身に着ける者は、安心感に包まれ長く付き合える。名品とはそういうものだ。

<ガジアーノ&ガーリング>
シューズ 345,600円 
■メンズ館地下1階=紳士靴

ノーサンプトンを中心に、英国には高級靴のメーカーがひしめき合う。世に名を馳せるブランドの多くは、100年を優に超える歴史をもつが、その一方で、それら信用度の高い老舗を凌りょうが駕するほどの実力をもつ新鋭ブランドも存在する。

その筆頭とも言えるのが、<エドワード グリーン>でモデリスト兼ビスポーク責任者を務めていたトニー・ガジアーノ氏と、<ジョンロブ>でビスポークを手がけていたディーン・ガーリング氏が2006年に創業した<ガジアーノ&ガーリング>。

彼らの靴づくりは、いまだ手作業で上質な革の裁断をし、ラストへの釣り込みも古くから使われてきたマシンを用い、通常の倍程度の時間をかける。既製靴ではありえない工程を経て生まれた靴は、うっとりするくびれのあるプロポーションに、英国らしい優雅さを備える。パンチドキャップトウの繊細なブローギング(穴飾り)にも、唯一無二といえる風格が宿っている。

*価格はすべて、税込です。

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メンズ館地下1階=紳士靴
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