2018.11.21 update

【特集】今、着たいニット⑩|知る人ぞ知る名品アランニットといえば<イニシュマン>の真骨頂

マフラー・コートと並んで冬の装いに欠かせないのが、ソフトな肌触りと温もりを感じるニットだ。
スタイリッシュに着こなせる、贅沢な素材使い、職人の手仕事を堪能できるニットなど、「今、着たいニット」をメンズ館から選りすぐり、ブランドごとにご紹介する。





ニット 38,880円

アラン諸島の伝統名産品「アランニット」

 
「アランニット」と聞いて「個性的な網目模様」を連想した方は、かなりのニット通。さらに、ブランド<INIS MEAIN/イニシュマン>と、ロゴの“網代舟”を思い出した方は、アランニットのマニアの域に達していると言っても過言ではない。

<イニシュマン>は、アイルランドの西海岸から15マイルほど離れたアラン諸島のうちの一つの島、イニシュマン島に現存するニットブランド。住人は約200名という小さな島で、漁師へ厳しい寒さから身を守るためにと女性たちが手編みで作り上げたセーターをオリジンとし、“アランニット”として世界中へ供給され、愛されています。

ロゴに使用されている網代舟は、古くからイニシュマン島の漁師たちのウエアが、島の女性の手によって編まれてきた伝統を表すもので、現在の<イニシュマン>のニットのインスピレーション源になっていることも表現。アラン諸島に残るニット製造の技術と伝統の継承も感じさてくれる。


ニット 46,440円

ニット 38,880円
 

アランニットの網目模様は着る人のID代わりだった

 
アランニットといえば独特な縄目模様が有名だが、個性的な編み地は「家紋」のような役割を果たしていて、一人ひとりが違う編み目のニットを纏って漁業に励んだといわれている。
オリジナリティある幾何学模様からシンプルな編み方まで、アラン諸島で生まれたデザインが施されたこの<イニシュマン>のアランニットを着て、厳しい冬を乗り切りってほしい。




*価格はすべて、税込です。

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