2018.11.04 update

【特集】今、着たいニット⑥|ニット産地が培ったノウハウを注ぎ込んだ国産ブランド<バトナー>の独特な美学

グッと秋めいてきたら着たくなるのが、ソフトな肌触りと温もりを感じるニットだ。
スタイリッシュに着こなせる、贅沢な素材使い、職人の手仕事を堪能できるニットなど、「今、着たいニット」をメンズ館から選りすぐり、ブランドごとにご紹介する。



 

ニット 23,760円
 

丁寧な仕事から生まれるストレスのない着心地


着こなしの目安として気温が15度ほどになると恋しくなるのがニット。今季一度手に取ってほしいのが、日本発のブランドで信頼感があり、ファンが着々と増えている山形発のニットブランド<BATONER/バトナー>。ハイゲージとローゲージの中間の適度なボリューム感を持つミドルゲージニットが人気で、今の時季なら一枚で、冬には重ね着が楽しめる。

ニットの産地として有名な山形県で、様々なメゾンブランドやアパレルメーカーの製品を手がけてきたファクトリー、奥山メリヤスのブランドとして2013年にデビューした<バトナー>。培われたノウハウと技術がしっかり継承されたニットウエアは、原料から製品にいたるまで高いレベルで管理され、仕上げられている。

職人の腕前があらわれる編み地作りから、パーツをつなぎ合わせていくリンキング(パーツを縫い目なく繋ぐ方法)まで念入りに行われて誕生するニットは、ごろつき感がなく温もりをしっかり感じることができて、快適な着心地が楽しめる。


コンテンポラリーな味があるミドルゲージニット

<バトナー>のシグネチャーとして毎シーズン人気なのが、きれいな畦目(あぜめ)と着心地の良さを追求したオリジナル糸を使用した「シグネチャータートルネック」。肌触りの良い高品質なメリノウールを独自の技術で撚糸し、ピリング(毛玉)が起きにくい糸を開発。長く愛用できるのが魅力だ。
今シーズンはトレンドカラーのテラコッタなども展開し、ざっくり着られるニットとして手放せなくなる。


ニットジャケット 46,440円
*三越伊勢丹別注
 

3ボタンのニットジャケットが最旬アイテム

 
ネイビー、グレー、ブラック・ブラウンの4色展開の「3ボタンニットジャケット」は三越伊勢丹別注。国内でも有数とされる山形の紡績工場の技術によって紡がれる良質な天然糸の肌触りと、深みのある色合いが大人の着こなしにマッチする。

今シーズンの<バトナー>は、ベーシックなセーターやカットソーをはじめ、ニットキャップからマフラーまで幅広くラインナップ。<バトナー>ならではの柔らかい風合いをコーディネートの中で楽しみたい。




*価格はすべて、税込です。

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