もっと知っておきたい「ピッティ・イマージネ・ウォモ」

 

さて、年に2回、三越伊勢丹バイヤーも訪れるイタリア・フィレンツェの展示会、ピッティを改めて知っておきたい。ピッティといっても、ピンとこない人もいるかもしれない。だが、メンズのファッション業界の人であれば、1度は行ってみたいと思うような世界最大の見本市。業界人ならずとも、その空気感は感じてみたいところだ。

2018年も、1月9日(火)から4日間に渡って開催されたピッティは、長い歴史があり、なんと93回目を数える。毎回違ったテーマがあり、2018年秋冬は“ピッティ ・ライヴ・ムービー”。まるで映画祭のように、看板が立ち並んでいたり、実際に映画館が出現していた。

©AKAstudio - collective
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*写真は昨年6月に行われた「ピッティ・イマージネ・ウォモ 92」の様子

会場にはバイヤーが世界中から集まっているので、当然、行き交う人はみんなお洒落。だから、この会場でのスナップ写真など、どこかで見たことがあるんじゃないかと。そう、もちろん仕事で来ているだけに、スーツやジャケ姿の人が多かった。だが、昔に比べてグッとカジュアルになってきた印象だ。出展しているブランドは全体の半数近くはイタリアブランドだが、今回は日本からの出展ブランドも多く見かけた。

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「ピッティ・ウォモ 92@イセタンメンズ」を開催

 
昨年6月に行われた「ピッティ・イマージネ・ウォモ 92」では、1960年代の陽気でポップに弾けるイメージ、"BOOM PITTI BLOOMS"をテーマに、鮮やかな花を描いた巨大な幕や屋台が登場。今回、伊勢丹新宿店メンズ館にて1月24日(水)より開催するイベントでは、本家ピッティのグラフィックモチーフとともに、イセタンメンズが独自のエッセンスであるガーデニングアイテムを取り入れ、ピッティスナップを交えた遊び心あるビジュアルを展開する。

主軸であるメンズ館5階=ビジネス クロージングでは、「サルトリアル×ファンクション」をテーマに2018年春夏の最新コレクションがラインナップ。また、伊勢丹オンラインストアでは、ワイシャツ・ネクタイ担当バイヤーが、2018年秋冬の次なるトレンドを予測し、ピッティ会場にて厳選したシャツ&タイを世界最速で予約できる初の試みもスタートする。

©Giovanni Giannoni
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さらに、メンズ館1階=プロモーションでは、ヴァージル・アブロー手がける<オフ-ホワイト c/o ヴァージル・アブロー™>が、2階=インターナショナル クリエーターズでは、<J.W.アンダーソン>と、イタリア・フィレンツェでのランウェイショーに抜擢されたゲストブランドによるポップアップストアも期間限定でオープンする。

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