江戸のアイディアマン平賀源内が、夏の土用の日にうなぎを食べる習慣を広めたという説は有名ですが、実は天然うなぎの旬は冬(平賀源内恐るべし!)。寒さを乗り越える冬の天然うなぎは、脂がのってさらにおいしくなります。そもそも「土用」とは、季節の変わり目(土旺用事)を指す言葉で、夏はもちろん年に4回めぐってきます。今年の冬土用は一の丑が1月21日(日)、二の丑が2月2日(金)。週末なので、家族や友人と楽しめそうです。

#3 冬土用

■一の丑 1月21日(日)
■二の丑 2月2日(金)


寒さに備え、栄養をたっぷり蓄えた静岡県浜名湖産の天然うなぎ。肉厚で、意外にもあっさりとした味わいは冬ならでは。こだわりのたれとの相性も抜群。

〈魚勢〉
静岡県産/天然うなぎ長焼き(140g/1尾)6,480円
■フレッシュマーケット
※販売期間:1月3日(水)~2月2日(金)


うなぎと長芋の相性抜群のお鮨に、香味野菜をトッピング。

〈スシアベニューK’s〉
鰻長芋ROLL(1本)972円 
■旨の膳
※販売期間:1月21日(日)~2月2日(金)
国産の白焼きうなぎに実山椒を加え、直火窯で炊きあげました。薄すぎず濃すぎないシンプルな味つけが絶品!お好みで実山椒の量を加減しながら楽しんで。

〈鈴波〉
うなぎ山椒煮(85g)3,024円
■旨の膳

名古屋のおふくろの味といえば〈まつおか〉。愛知県三河一色産のうなぎちらしと、飛騨牛のしぐれごはんが豪華なスタミナ弁当は、冬土用のための限定品。

〈まつおか〉
冬土用御膳(1人前)1,620円
*三越伊勢丹限定
■旨の膳
※販売期間:1月21日(日)~2月2日(金)


明治26年創業のうなぎ専門店より。朝仕入れた国産うなぎを熟練の職人がさばき、炭火で焼きあげました。背開き後に蒸してから焼く江戸前スタイルです。

〈つきじ宮川本廛〉
蒲焼「亀」(1串)2,997円
■旨の膳

うなぎだけじゃない!

土用の日の隠れた名物が土用餅(あんころ餅)。関西や北陸に伝わる風習で、お餅は「力持ち」、小豆は厄除けに通じるため、食べると無病息災で過ごせるといわれています。


享保元年から続く京菓子店より。やわらかなお餅をなめらかなこしあんで包みました。

〈京菓匠 笹屋伊織〉
あんころ餅(1個)270円
■甘の味
※販売期間
①1月17日(水)~21日(日)
②1 月31日(水)~2月2日(金)


彦太郎餅を皮むきのこしあんで包み、無病息災の願いを込めてつくられた縁起菓子。

〈鈴懸〉
土用餅(1個)195円
■甘の味
※販売期間
①1月19日(金)~21日(日)
②1月31日(水)~2月2日(金)


*価格はすべて、税込みです。

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