冬のごちそう、水ようかん。

福井県のソウルフード、全国へ拡大中。

福井には、不思議な食文化がありまして。
水ようかんといえば、一般的に夏の食べ物。俳句の世界でも夏の季語とされている和菓子ですが、福井県では冬の風物詩とされています。家族でこたつを囲んで水ようかん。他県民から見るとなんとも不思議な食文化ですが、これが福井県民の由緒正しい(?)冬のスタイルと聞き、FOODIE編集スタッフがそのルーツを探ったようです。続きはFOODIE本誌へ!

和菓子店の数だけ種類があるといわれる福井の水ようかん。その数100以上という説も!材料や製法、地域の差が、色や味の違いになっているので、この機会に食べ比べてみては。


a/ノスタルジックフレーバー
雪の中の、素朴な民家のイラストがかわいらしいパッケージ。自家製に生の餡を、さらに水ようかんとして練りあげて仕上げた一品です。沖縄県波照間島産の黒糖を使ったコクのある味わいで、後味はさっぱり。
<西勘堂>冬の水ようかん(1枚)331円
*毎週土曜日の入荷となります。

b/分厚いのに、つるん!
江戸時代から続く老舗和菓子店の水ようかんは、早朝から黒砂糖と小豆を炊き、できたてを販売するのがこだわり。厚めなのにつるんとなめらか、黒糖の風味と小豆の香りが絶妙なバランスで、あっさりとした味わい。
<御菓子司 大黒屋>越前 水ようかん(1枚)518円
*毎週土曜日の入荷となります。

c/水ようかんブームの火付け役
福井県で水ようかんといえば外せないお店がこちら。創業76年の水ようかん専門店で、その味わいは業界のスタンダードとも言われるほど。隠し味に使っている沖縄県産特上黒砂糖のコクのある甘さが人気の秘密。
<えがわ>水羊かん(1枚)540円
*毎週水曜日の入荷となります。

d/普段は、ウィーン菓子店です。
老舗洋菓子店が、和菓子司だった先代の味を受け継いでつくる水ようかん。他店とは異なり、黒糖をブレンドせずに仕上げているため、やさしい甘さが特徴。クセのない軽さが、洗練された味わい。
<シュトラウス金進堂>越前名産 水羊かん(1枚)540円
*毎週土曜日の入荷となります。

e/波照間島産の黒糖のコク
沖縄県波照間島産の黒糖豊かな風味が特徴の水ようかん。黒糖の味を活かしつつ、驚くほど甘さは控えめ。あっさりとした味わいなので、いくらでも食べられそう。

<お菓子処丸岡家>福井の冬菓子水ようかん(1枚)540円
*毎週土曜日の入荷となります。

f/女子に人気の自家製餡。
商品名は「丁雅ようかん」。信長ゆかりの織田地区にある、生どらやきが有名な老舗和菓子店の人気商品。北海道産小豆を使った自家製餡でつくるこだわりの水ようかんは、さっぱりなめらかで女性にも好評。
<菓子処 阿んま屋>丁雅ようかん(1枚 )540円
*毎週土曜日の入荷となります。

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