学生たちの意見に耳を傾け、疑問などにも答えるバイヤー篠崎


実際の商品化に際して、まずバイヤーが考えた選考基準とは?

「スーツを着ることは、自己表現するための一つの手段でもありますが、同時に人々に与える印象も大切。」とバイヤー篠崎。
個性を表現しながら、他人にどのような印象を与えたいか?また、その装いを見た受け手側がどのような印象を受けるか。その与える側と受けて側の印象の“ギャップ”が少ないものが、選出基準だったそう。

「そもそもファッションには、“他者にモテたい”という潜在意識が原動力の一つにあるのではないでしょうか。3チームがこの“モテたい”というコンセプトを持っているということは、少なからずスーツを身に纏う時に、他者の目を気にかけ客観的な印象にまで気を配っている。これは、ファッションにおいて非常に大切なことだと改めて思いました。
生地を選ぶときも、ただ単に好きな色・柄だけではなく、その生地でないといけない理由が各チームあったこと。商品だけではなく、自分たちが実際に着るシーンを想定できていることも、ワークショップ全体を通して感じることが出来ました。」とさらに続けます。


<イセタンメンズ>スーツ 52,920円
同素材でダークネイビーも展開!

商品化された最強戦闘服のコンセプトは『知性×色気』


コンセプト
▷ 目上の人に会う際に与える安心感=誠実さ
▷ 重要な場面でも使用できる=大人らしさ
▷ 他者にモテたいという意識=色気

選ばれたチームは、この3つのコンセプト軸を持った生地とモデルを提案。コンセプトを考える上で色々と迷っていようですが、その結果コンセプトをしっかり固めることができたのではないでしょうか。誠実さ・大人らしさ・色気というキーワードがモノだけではなく、それを着る人の状況を表し、誰が聞いてもイメージを持てる。アウトプットも大切ですが、その背景に流れるストーリーが、一番商品と結びついていると感じられたのが決定理由なったそうです。

商品化されたスーツの魅力についてバイヤー篠崎は、いわゆる柄物やシルクなどの光沢感を持った生地ではなく、無地ならではの素材の良さを実感できることと、イタリアらしい発色の良さがエレガンスへとつながります。さらに、程よくシェイプされたウェストがグラマラスで男性らしさを強調します。この、戦闘服=スーツを身に纏えば、確実に夢を掴むビジネスマンに近づくことができます!と太鼓判。
9月20日(水)からメンズ館5階=ビジネスクロージングにこのスーツが並びますので、これから社会で活躍する学生の皆さんは、ぜひお試しください。
 

このプロジェクトに参加した体験談を、学生×企業×バイヤーの三者が語り合う!


企業の協力のもと企画が実際にスタートし、学生たちがコンセプトを考え、バイヤーが選考し具現化するところまでをご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか?
この三者の熱い思いをもっとご紹介すべく、スペシャル対談が実現!その模様は、9月25日(月)以降にイセタンメンズネットにて公開いたします。そもそも企画はどうやって立ち上がったのか?学生が感じたモノ作りの楽しさや、ファッションに対するマインド、実際に行われた会食はどんな様子だったのか?!など、今だから言える裏話まで大ボリュームでお届けします。ぜひご期待ください!

*価格はすべて、税込みです。

お問い合わせ
メンズ館5階=ビジネスクロージング
03-3352-1111(大代表)