2017.06.13 update

スーツを着るクールビズ──ドレスをキーワードに“脱ぐから着る”へ転換する最新クールビズとは(1/5)

夏の日差しが白いシャツに反射してまぶしく感じるとクールビズ・シーズンの到来だ。クールビズが提唱されて今年で13年、一部の国会議員など日本のリーダーのクールビズを見て、「間違った方向性に行った」と感じる力のある男たちに、イセタンメンズは“脱ぐから着る”クールビズを提唱。メンズ館5階=ビジネスクロージングを担当するバイヤーの山浦勇樹が「ドレスなクールビズ」を解説する。


メンズ館5階=ビジネスクロージングを担当するバイヤーの山浦勇樹

“わかっているビジネスマン”はスーツを着始めている


「四季がしっかり感じられる国に生まれ育ち、食べものには旬を求め、お花見や紅葉などを楽しむように、着るものにもそういう日本人の感受性を活かして、夏を積極的に楽しむ着こなしを提案したい」と山浦。

「ビジネスマンとしてあるべき姿とは何か、そこで求められるドレスとは何かを見直したとき、クールビズも単に脱ぐのではく、一歩先へ行くコンフォートさという視点から、着こなしを考えてみました。スーツを着用するのは、オフィシャルな場での意思表明であり、個人のポリシーを表すもの。夏のドレススタイルは難しいものですが、ぜひチャレンジしてほしいと思います」と続ける。