GUIDEクルーのつちやとたしろが訪れたのは、東京都目黒区にある「Keylime Tokyo」。ファッションインプルーバーであるせきさんが手がけるセレクトショップです。

今回の「大人の社会科見学」テーマはずばり“大人の黒”。クルーのつちやとたしろがせきさんのレクチャーをもとに、ブラックを主役にした最新の着こなし術を体感します。

「黒って難しそう」「全身黒は重たくなりがち」──そんなイメージを覆す、大人のブラックスタイルをご紹介。「keylime Tokyo」ならではのアイテム選びや、せきさんの細やかなスタイリング解説も必見です。

つちや「ブラックデニムで着こなしの幅が広がる、“格上げ”大人スタイル」

 

つちやがチャレンジするのは、「keylime Tokyo」オリジナルのブラックデニム。これまでジーンズを愛用してきたつちやですが、ブラックデニムは未体験。せきさんはその魅力と着こなしのコツを語ります。

せき：ブラックデニムはじめてのつちやさんにはこれ。このデニムは少しテーパードで太すぎず細すぎず、ウエストもゆるめで内側にドローコード付き。「Keylime」カラーのグリーンがポイントです。12.5オンスの生地は軽くて、季節を問わず履きやすいですよ。


つちや：確かに軽いですし、シルエットもきれい。これなら夏でも冬でも活躍しそう。

せき：このデニムは横糸が白なので、穿きこむほどにグレーっぽく色落ちして重たくなりません。さらにヴィンテージのような生地のねじれが雰囲気を高めてくれます。膝も出にくいので、長くきれいに穿けます。



つちや：実際に穿くと、普段のカジュアルなスタイルよりも引き締まって見えますね。ストライプのシャツやジャケットとも相性が良さそうです。

せきさん：実際、黒のジャケットを合わせてみてください。ブルー系だと爽やかさや清潔感が出ますが、ブラックだと一気に大人っぽさが増します。硬すぎずに、でも格上げ感があるのがポイントです。

つちや：おお、これはデートやレストランでもいけますね。


「ブラックデニムを一本ワードローブに加えるだけで、着こなしのバリエーションが格段に広がる。カジュアルにも、きれいめにも、自由自在。何より、“今の気分”をしっかり感じさせてくれるアイテムです」と話すせきさんに、「これならジャケットやシャツ、Tシャツと様々なトップスに合いそう。」と今後の着回しが楽しみなつちやでした。

たしろ「黒スタイルにひねりを。白パンツで楽しむ大人ブラック」

黒の着こなしは日常的に多いというたしろに、せきさんが紹介したのは「黒を活かしつつ、新鮮さを加えるスタイル」。

せき：たしろさんは普段から黒のスタイルが得意なので、今回は捻りを加えて、黒をベースに差し色としてホワイトデニムを組み合わせてみてはいかがでしょうか。

たしろ：確かに、自分はつい黒でまとめがちで……。でも白パンツを合わせるのは新鮮ですね。黒のTシャツと革靴に、このホワイトパンツ。すごくクリーンで軽やかに見えます。


せき：このパンツは＜オブラダ＞のホワイトデニムを同じヘンプ混で作った新色です。真っ白ではなくアイボリー寄りの色味と柔らかい素材感なので、モノトーンで取り入れても堅苦しくなりません。黒の強さに、白で程よい抜け感を出せるんです。

たしろ：黒の重さが絶妙に和らいで、コーディネート全体が軽やかになりました。実際履いてみるとすごく軽やかですね。締め付け感もなくてリラックスできるのに、シルエットがだらしなくならないのがいいです。


せき：黒は自由度が高い色です。単調になりがちなときは、“白を差す”などひと工夫で印象が大きく変わります。大人ブラックは、バランスと遊び心がカギです。

この日黒スタイルをベースにしてきたたしろも、白パンツの投入で一気に着こなしが進化。モノトーンなのに重たくならず、洗練された雰囲気を纏うことができました。黒を軸に新鮮さを加える“ひねり”のテクニックは、シンプル派の大人にもおすすめです。

まとめ：大人ブラックは自由で愉しい

今回のKeylime Tokyoでの学びを通じて、つちやもたしろも大人ブラックに対するイメージが大きく変わった様子。ブラックデニムで着こなしの幅を広げるもよし、黒を軸に差し色や素材感で遊ぶもよし。“大人ブラック”は、決して画一的なものではなく、自由で愉しさに満ちています。

せきさんの「着こなしは“今”を楽しむことが一番」という言葉の通り、自分らしい“大人ブラック”にぜひ挑戦してみてください。

 動画全編はこちら►大人男子がコーディネートに取り入れたい“黒”アイテム！