2019.02.02 update

キャッシュレス時代の「ニューウォレット」を考える

この春のリニューアルを間近に控えた伊勢丹メンズ館。国内外からバイイングされたブランド&アイテムには、時代を映し出すエレメントが巧みに散りばめられていた。それはライフスタイルの多様化にともなって変化していく最新のデザイン&スタイルと、いつの時代も変わらぬ普遍の価値をもつクラシック。一見相反するようにさえ思えるコレクションだが、イセタンメンズというフィルターによって、リアルなメンズファッションの輪郭が鮮明に描き出される。


ミニ財布(左から時計回り)<ダンゴ>各10,800円、<スタンダードサプライ>各16,200円、<エキセントリ>各13,824円、<コモォノ>各10,800円
■メンズ館1階=メンズアクセサリー
*3月15日(金)より展開
*一部、仕様変更する場合がございます。予めご了承ください。


本格的なキャッシュレス時代の到来に向け、伊勢丹メンズは「新時代の財布とは?」という命題に答えを探している。クレジットカードはもとより電子決済が浸透すれば、多額の現金を持ち歩く必要はない。ならば財布の容量はわずかでいい。小銭すら持ち歩かないならカードと紙幣に特化した財布があってもいい。未だ完全に現金と決別できない時代だからこそ、次世代を見据えたニューウォレットは様々なデザインに広がりを見せている。

ここ最近「もう長財布は必要ない」とばかりに二つ折り財布の人気が再燃中だが、より小型化したミニマルウォレットにも注目が集まっている。数枚の紙幣と主要なクレジットカード数枚を収納し、スキミング防止機能を備え、「財布=革素材」という従来の概念から脱却した異素材財布も登場している。鞄やパンツの後ろポケットではなく、サコッシュのように首から下げたり、スマートフォンと共存させるなど持ち方にも変化が見られる。今こそ、個々のライフスタイルに合った財布を見つけてほしい。



 

Photo:Tatsuya Ozawa
Text:Yasuyuki Ikeda

*価格はすべて、税込です。

お問い合わせ
メンズ館1階=メンズアクセサリー
03-3352-1111(大代表)