2018.12.15 update

ナイロン×レザーの傑作ブリーフケースでお馴染み、45年目を迎えた<Felisi/フェリージ>の変わらないこと(1/2)

この冬、<Felisi/フェリージ>の定番ブリーフケースにイセタンメンズ別注モデルが登場した。こう書いただけで、勘のいい人なら、あぁ、あのモデルだなと見当がつくはず。それほどまでに「8637/2」は、<フェリージ>を代表するモデルだからだ。


関連記事▶大人が選ぶべき10ブランドを厳選──“ボーナス買い”の大本命は、使い勝手満点の「ミニ財布」と「ミニ鞄」




ブリーフケース「8637/2」71,280円
ご購入はこちら


シルキーなタッチに上品な光沢を湛えるナイロンボディに、トスカーナ地方で天然の植物タンニンを使ってなめされたバケッタレザーの組み合わせは軽さと耐久性を実現するもの。それまでの重たいレザーのビジネスブリーフに革命的に降臨した。アイコンデザインにもなっているのはフロントのレザーフラップで、スナップボタンを外すとジップポケットが配されている。このデザインは様々なモデルに転用され「フラップシリーズ」として、ブリーフのラインナップを拡充したり、トートバッグに転用されるなどしているのだ。


あまり知られていないが、一部のモデル名に数字を冠しているのにも意味がある。「8637/2」の「86」とは1986年に最初のデザインが起こされたことに由来する。その次の「37」とは、37番目のデザインということだ。「/2」とは、改良を加えたセカンドバージョンを意味している。当初フラットだったハンドルは、中にコットンロープを巻いたレザーハンドルに、各部ジップのスライダーはフリンジからスポンジを挟み込んだレザープルタブに、日本へと持ち込まれる際に変更された経緯があるのだ。


ブリーフケース「8637/2」108,000円
*伊勢丹新宿店限定
ご購入はこちら


イセタンメンズの別注モデルでは5色を展開する。オールレザー仕様で登場したそれは、ネイビー×ネイビー、グリーン×ブラック、ブラック×ブラック、ベージュ×ダークブラウン、ダークブラウン×ダークブラウンの5色を用意している。

「フェリージ といえばネイビーのイメージがあるようで、やはりネイビー×ネイビーは外せません。ブラックは定番色として、トレンドカラーはグリーンとブラウン系というカラーパレットです」。


そう話す岡安 勲さんは<フェリージ>の日本総代理店フィーゴの担当者。今回の別注モデルにも尽力していただいた。

「別注のオーダーは、以前から柔軟に対応しています。フェリージはつねに、お客様の希望をできるかぎり叶えたいと考えているんです。色やデザイン、容量など、お客様から注文があれば一から作成することも厭いません。しかしながら、現行の8637/2モデルのデザイン変更に関して頑なに受け付けてくれない部分があるんです」。

NEXT><フェリージ>が頑なに変わらないことの本質とは