ガンプラを作ってみてわかった人気の秘密


岡田 ところで、田代君はガンプラは一度も作ったことがないの?

田代 ガンダムはゼロですね。子どもの頃は動くモノが好きで、車の模型でした。

岡田 なるほど。自分はプラモデル世代なんだけど、ガンプラを作ってみたら、パーツは最初から色分けされているし、接着剤はいらないし、完成体は可動域が広くて、技術力に正直驚いた。

仲田 ガンプラの魅力はいろいろありますが、自分なりにアレンジできるのも人気の秘密です。これはあくまで自論ですが「ファッション好きは絶対ガンダム好き」だと思うんです。ガンプラは自己表現の一つだし、同じ素材を自分流にどう解釈して、なりたい自分にアレンジするかというのはファッションと似ています。あと、ガンダムというアニメーションが偉大です!

田代 確かに、僕たちの仕事はどうしても「カッコいいかどうか」を気にしますが、ガンプラは正解・不正解がなくて、それぞれの楽しみ方ができるわけですね。ストーリーを知らなくてもインテリアのオブジェとしても可愛いなと思います。


仲田が自宅で撮影した1コマ。パイロットモデルと一緒に撮影することで臨場感を醸し出している。

岡田 自分は1ヵ月で5体ほどを一気に作ったんだけど、家で作っていると子どもが「なんでパパがプラモデルを作っているの?」と興味を持って、話をしながら一緒に作ったり。あと、完成体をベランダや公園の芝生の上に置いて、一眼レフで撮って、被写体として楽しむことも「発見」しました!

田代 あ、それいいですね!男の子なら絶対くいつきますよね。

仲田 さらに武器を持たせて名シーンを再現するとか。そういう自由な発想も含めてガンプラは楽しめますね!

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